屁理屈爺さんIT放談

お気に入りソフトやデジモノ紹介。その逆に使っていて困る事例の紹介(主にヒューマン・インタフェースの観点から)

いやいや、結構面倒です。

2020年07月13日 | マイナンバーカード
マイナポータルから、自治体が持っている自分に関する情報を確認する手続き。無料なのでお試し気分でやってみました。
 パソコンでカードリーダーをつないでマイナンバーカードを入れてログインして、画面で目的の情報の種類を確認して[実行]ボタンをクリック。
 すぐに目的の情報が画面に表示されるかと思いきや
「あなたの情報の確認を受け付けました」だって。受け付けただけなの?
よく読むと、その下に
「提供にお時間を要する場合、通知先メールアドレスを設定されている場合には、提供され次第、メールにてご連絡いたします。」と書いてある。(じゃあ、”お時間を要しない場合”はどうなの?お時間って何分?何日?今回のケースはメールを待てば良いのか、あるいはそうでないのか、こんな説明ではわからないじゃないですか。)
で、結局は翌日メールが届きました。
 
メールの内容は、
準備ができたので「マイナポータル」にアクセスしろ、となっている。ああメンド。
言われるままにマイナポータルにアクセスしたら、確かに「回答」が来ていました。
実は今回、試しに税金関連を照会してみましたが、「回答」の画面を見て、びっくり。
金額に位取りのコンマもなければ、数字の単位の表示もない。課税年度の欄はあるが、所得金額などは何年分のものなのかの記載がない。しかも、実際の確定申告などは元号ベースなのに、照会したデータには、元号が表示されず西暦のみ。さらに、確定申告していて口座振替でちゃんと納税しているのに、「提出なし」と表示されている。何年分の確定申告が「提出なし」なのかも不明。
(これって、まともな形式で見たかったら、金払って所得税証明書の交付を申請しろということなんでしょうかね。まあ、これはイチャモンとして)マイナポータル側としてはやるべきことをやっただけ、自治体としてはとりあえず持っている情報を言われるがまま回答しただけ、ということなんでしょうね。(これから改善するでしょうが)
 
そういえば、最近のニュースでも、全国の自治体の対応がバラバラで課題が多いとか(確かに!)。そこで、今後は同じシステムに統一するような話が出ていましたね。(これはもうはるか昔からの課題のようです。)


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