
昨日、カレーランチの「greenひるず」へ行こう~と
キミちゃんからLINEもらって
出掛けてみたら
骨盤矯正の日だった!
以前も一度やっていただいて
私としては思いもよらなかった、「猫背」が発覚。
スッキリ気持ちよく体が整った、と感じた記憶があったので
今回、二回目の施術。(ワンドリンク付き3000円)
案の定、ゆがみまくり。
自分では正しいと思った位置が、独りよがりであることを実感。
特に私は座っての手仕事、ばかりの毎日なので
家で出来るストレッチなど教えていただいて
運動不足もさながら、
「あるべきところ」にある、意識を持つのは大事だなと思った。
そう、その、
「あるべきところ」について・・・・
施術が終わって、ランチをいただこうとテーブルに着くと
(今までこのブログではあまり書いてこなかったけれど)
昨年から演奏部門として参加(現在ほぼ幽霊部員)している
「きとつちアンサンブル」の代表のミツコさんと
きとつちのLINEでよくお見かけしているマキコさんと
チーズケーキの「こもれびカフェ」マユミさん
(三人ともきとつちメンバー)が、
「木こり」と名乗る、見るからに自由人っぽいおじさん(失礼!)と
経営者会議(?!)の真っ最中。
キミちゃんと私、そこに入っていいのか?と思いつつも
座る場所をセッティングしていただいたので
隣にご一緒することに。
アロマサロンとケーキ屋さん、の経営者である
ミツコさんとマユミさん。
それぞれの思いが垣間見られる、面白温かな談笑の輪の中に
木工作家のキミちゃんと、
「私はなにも・・・」とおっしゃるが、実はナニカ隠し持ってるかも?!って
初めてお目にかかったきとつちのマキコさん、と私。
皆さんのお話を聞いていて、ぼんやりと感じてた。
「私は、今の私でいいんだ」
・・・・
少し前、きとつちメンバーのジュンさんのブログで読んだこと。
「私達の活動は、ゆるく楽しく、無理をしない、無理強いしない」
「伝えたいこと、思いは、真面目さ、情熱さよりも、気楽さ、ユルさ、親しみやすさが大事」
そんなことって・・・・
今までの私の辞書にはなかったぞ。
自分にはともかく、人に対してはなかなか言えることではない・・・と、驚いた。
2017年、仙台で生まれた「きとつちアンサンブル」。
私はふとしたきっかけで「演奏部門」でお仲間になって
一回練習しただけで、義父が亡くなってしまい・・・
予定していた三回ものクリスマスの演奏会をドタキャン。
あてにしてくれていた私の抜けた穴を
四人のメンバーさんでフォローしてくれた。
・・・以来、なんとなく足が遠のいていて
なかなか踏み出せなかった。
「演奏部門」ってーのが・・・(笑)荷が重いし・・・
(楽器は本当に下手。・・・いや、歌も下手だけど)
18年前、私もアカペラがやりたくてグループを立ち上げて
当初はいろんな人が興味をもって集まってくれて
だからこそのゴタゴタや苦労に悩まされ、何度も泣きながら
それでもやめずに続けて来られたのは
支えてくれた今のメンバーのおかげ。
今でこそ、大好きで楽しいシルキーだけど
また一からこの地でアレをやるとなると・・・
正直、その気力も情熱もない。
最初はね、「いつか、そうなれる」虚像を信じて
なんだって頑張ってやれたのよ。
今思えば、苦労は楽しかったし、夢があった。
ゆるく楽しく、、、私たちも確かにそんな感じではあったけれど
それだから、あまりうまくもなれなかったし(笑)
・・・でも今は、あれでよかったと思ってる。ホントに。
(上手くなる、だけを目標にしたら、もっと言いたいコトはいっぱいあったし
誰もついてきてくれなかっただろうな)
そんな過去があっての、今の私。
新しいことには、とても臆病で
自分に自信もないし、つらいことは極力避けて通りたい。
あとは穏やかに余生を送るだけ・・・ナンテ思いもちょっとありつつ
まだまだ何かをやってみたい!って気持ちもある。
その繰り返し。
そんな時に昨日出会った、「木こり」さんの人生は
多岐にわたり、「趣味だけどプロ級」。
そして、「それでOK」。
お金にならなくても、何かしらの役に立っている、という生き方。
私が今まで考えてきたこととは真逆だなあ。
好きなことがたくさんある自分の、
何か一つでも、極めることができないか・・・
そんな風に思って生きてきたと気づく。
「好きなこと」を、何かの手段に。
人を助けることが出来ればそれもよし、
出来れば少しの収入や生きがいになればさらによし。
何かを始めると、つい
どこまでも登りつめたくなってしまい
上ばかり見る(笑)
とうてい行けるはずもないのに。
私は、目標に向かって努力する人、野望のある人、を
素晴らしいなあ、素敵だなあと思ってきたし
そういう姿勢があってこそ、達成できるんだろうと
信じて疑わなかった。
でも、だからなに?と
木こりさんは言ってた。
へ?
そうか。
そんな生き方もあるのね。
真面目さや情熱だけを信じ
気楽さ、ユルさ、親しみやすさを下に見ていたのかもしれない。
だから、気楽でユルい自分を
どこかで許せなくなってしまうのか。
「一体どこを目指しているの?」
時々投げかけられる、そんな言葉。
ん~~~~と、
出来るだけ上まで。
行けるところまで。
もちろん、自分が出来る範囲の努力しかしてないから
そうそう遠くには行けないんだけど。
きとつちさんと出会って、
こわばっていた私の心が緩み始めたかな。
でも、まだ
ファスティングやオーガニックやその他の活動には
近寄りがたくて
壁を取り払う勇気がないんだ。
でも、それも気にせず
無理しない、無理強いしない、と
言ってもらえることが、私をラクにする。
歳を重ねるとは、
良しと思って貫いてきた自分を
さらに頑固にして行くこと・・・になりがちだけど
人の意見を聞き、吸収し、自分なりに咀嚼して
柔らかくてあったかくて、思わず近寄りたくなるような
そんな素敵な人に、なれたらいいな。