泳法違反

リオ五輪の代表選考会を兼ねた日本選手権が終了して、これで競泳の日本代表が決まりましたが、女子は若手の台頭に著しいものがありますが、男子は世代交代があまり進んでませんねえ
４年後の東京オリンピックまでに若い選手が出てくるんでしょうか、北島選手は引退しましたが、松田（３１歳）、藤井（３０）、入江（２６）ですからねえ、古賀（２８）もか
まあ、東京ではこういった選手がいなくなるわけですから、チャンスなんでしょうけど、穴を埋めるのではなくて、押しのけていくような若手が出てくることに期待します

で、男子バタフライで、ちょっと気になっていた選手がいたんですが、２００ｍの予選で全体で３番目のタイムで準決勝に進み、準決勝では２着に入りましたが、泳法違反で失格
昨年のジャパンオープンでも泳法違反で失格だったんですが、何がどう違反なのかまでの説明はありませんが、恐らくこれにひっかかっているんでしょうねえ

競泳競技規則
第８条　バタフライ
５　泳者はスタートおよび・・・略・・・。また、次の折り返しあるいはゴールまで体は水面上に出ていなければならない。



他の選手とは違った独特なリズムの泳ぎで、足が水中に引き込まれた後、頭が出てくるまでに、一瞬完全に体が水没する瞬間があります
でも、他の選手でも、お尻がしっかりと水上に出なければ、同じように失格な気もしますが・・・

ちなみに、マスターズでは「１ストロークの動作中に体の一部が水面上に出ることを条件に体が完全に水没することは許される」というローカルルールがあったので、これでも良かったようですが、このルールは３月末を以って廃止されたので、この泳法ではマスターズでも失格になるそうです、まあ、どのみちぼくには関係ない話ですが