山 時々里遊び

山三昧の日々とたまぁ~に里でのお話・・・

槍穂縦走4日目(奥穂~ジャン~西穂~新穂高)

2014-08-31 18:02:26 | 山登り
今日は行程が長いので・・・
4時出発の予定で3時前に起きる。

天気が気になり、外に出るがガスで真っ白。
あまりにも視界が無ければ明るくなってから出発し、
縦走するかどうかは最終、奥穂のピークで判断することとする。

準備を済ませ、外を見るとガスがあがって視界がだいぶ良くなっています♪
同じく様子をうかがっていたツアーのガイドさんも出発を決めたようです。

少し遅れて4時過ぎに出発。


奥穂に着くころにはだいぶ明るくなりました。


視界良好とはいきませんが、西穂へ向かって出発。

最初の核心、馬の背。

先行していた単独の男性。
ルートが分からないようだったので、先に行かせていただいました。
後輩君も苦戦中。

ホールドの位置を教えながら待っていると・・・

ジャンが姿を現しました♪

馬の背を下から。

登りで使えば大したことないんですけどね。

ロバの耳かな。


ガスが晴れてきました♪


振り返って奥穂。


クライムダウン♪


ジャンの基部を回り込みます。


久しぶり♪


今回はピークから景色が見えます♪


4年前は真っ白でした・・・
さて、ココから先は私も未知の世界。
頑張って西穂目指しましょう!

眼下に上高地が見えてます。


長~い下り。

岩場は好きだけどザレ場は嫌いだ・・・

リッジのてっぺんを歩きます。


大きく下って天狗のコル。

ほぼほぼコースタイム通り。
ここでちょっとした事件が起こりました。

天狗の頭へ。


高度感がいまいち分かりません。


天狗の頭到着~


デポされたザックがとっても気になりました。
先行者は単独のお兄さんだけのはず。
誰の?いつからあるの?

逆層スラブの下り。

後輩君、結構怖がってました。
どうも下りは苦手なようです。

え~っと、振り返って間ノ岳かな。

岩岩の写真ばっかりであまりわかってない。

標識は無いですが、多分赤岩岳。

ここは見覚えがあるぞ~
5年前に西穂からぷらっと歩いてきた所。
私の中でルートがつながりました♪

見覚えのある鎖。

5年前、不安そうに鎖をおりてきた男の子が無事に縦走できたのか今も気になります。

西穂手前のP1到着!


西穂の山頂は人だかり・・・


なのでここで休憩!

朴葉寿司が食べたくて穂高岳山荘でお弁当を頼みました。
でも、量が多くて食べきれない・・・

P1からは5分ほどで西穂到着!

白いです・・・

ここまで来るとなんとなくゴールした気分。
天候もイマイチだったから奥穂~西穂間はほとんど人がいませんでしたが・・・
さすがに西穂のピークは人がいっぱいです。

っで、物珍しげにみなさんに声をかけていただきました。
ケラケラ笑ってバカなポーズで写真撮ったりしてたからでしょうが・・・
「学生さん?」って・・・
学生の子供が居てもおかしくない歳ですよ~
精神年齢の低さを見抜かれたようです。。。

景色もないし、P1で休憩もしたので早々に下山方向へ。
3月に来た時の雪のイメージで見てしまいましたが・・・
当たり前ですが、夏と冬では全然違いますね。
雪の方が歩きやすい・・・

独標到着。

白いです。。。
どこで写真撮っても同じ景色だね。

丸山から。

景色がのどかになりました。

西穂山荘到着!

もともと西穂から途中、奥穂まで一緒する予定だったパーティーの方から荷物棚にお土産置いてきた言われたんだけど・・・
見つかりませんでした。
ま、2日も前に撤退してるから小屋の人に処分されてますよね・・・

山友せーちゃんもこの週の後半で縦走すると聞いてたのでどこかですれ違うかなぁ~
と思いながら歩いてたけど、すれ違いませんでした。
聞けば、翌日縦走したとのこと。
この日は入山日でどうやらロープウェイのりばでかなりニアミスしてた。。。
せーちゃんも無事完走おめでとう♪

っで、無事ロープウェイ駅に到着!

天気予報に振り回された感はありましたが、振り返ってみればほとんど計画通りに縦走できました♪

まずは祝杯♪

ビールは一口だけ。
後輩君がおごってくれました~
後輩にたかる先輩ってどうよ???
ありがとね^^

高松に住む彼女は神戸発の最終バスに間に合わず・・・
深夜発のフェリーで四国へ帰っていきました。
また遊ぼうね。


<この日の行程>
穂高岳山荘4:10-奥穂5:00-ジャン6:25-天狗のコル8:00-間ノ岳9:20-P1 10:30~10:45
-西穂10:50-西穂山荘12:45~12:55-西穂高口駅13:40

槍穂縦走3日目(南岳~北穂~穂高岳山荘)

2014-08-31 16:42:45 | 山登り
前夜の満天の星空から天気を期待しましたが・・・
天気予報はめまぐるしくかわり・・・
秋の高気圧が前線を押し下げてはくれましたが、天気は不安定。
午後からは下り坂の様なので早めに出発。

ま、もともと荒天で停滞も覚悟していたので前に進めるだけありがたい。

ガスの中、南岳小屋を出発。


最低コルあたりでガスの下に出ました。


長谷川ピークあたりかな。


雨は降ってないですが、ガスの湿気でしっとり状態。


長い下り。


大きくハングした大岩。

マーキングがこれでもかってくらいありますね。

鎖場。


ホールドの乏しい所は鎖や足場が整備されてます。


北穂まで200m

水平距離?
水平距離より垂直距離の方がありそうな・・・

200mを30分ほどで北穂小屋に到着。


コーヒーを頂きました♪

めっちゃ美味しいです。
一度泊まってみたいけど、なかなか縁がありません。。。

小屋からすぐ山頂。

白いです。

鎖場を下ります。


前方に動く影が・・・


雷鳥さん3羽♪

まるまるっとして可愛い♪

イワギキョウがいっぱい。


涸沢岳。

ピークは寄りませんでした。
だって白いもん。。。。

11時過ぎ、穂高岳山荘到着~

午前中に着いたので雨に会いませんでしたが、午後からは予報通り雨でした。
昼から奥穂に向かった方はかなり降られたようです。

昼ご飯を食べてからとりあえず昼寝。
それでも夕食まではまだまだ時間があるなぁ~
と思ってたら、同室になった方から飲み会に誘われました。

同室の方のグループの方々、同室の単独の方、たまたま同じテーブルにいた方等々。
みなさん、楽しい方達でした。

っで、夕食をはさんで飲み会は続く。
夕食で同じテーブルになった方も巻き込んで。
山小屋の楽しい所ですね。

沖縄から参加のSさん手作りチョコ。

マンゴーとちんすこうにコーティングして。
めっちゃ美味しかったです♪

我ら以外、翌日は下山とのことでしたが・・・
翌朝も早いので19時頃には解散。

さ、明日が本番!
晴れ予報からだいぶ悪くなっているんだけど・・・
どうか崩れませんように。。。


<この日の行程>
南岳小屋5:10-A沢のコル6:45-北穂小屋8:15~9:00-最低コル10:05-穂高岳山荘11:05

槍穂縦走2日目(槍平~槍~南岳)

2014-08-31 00:10:57 | 山登り
断続的に激しく降る雨音を聞きながら目覚める。
やはり朝から雨だとブルーになりますね。

一応、5時出発の予定で準備をしますが、ダラダラ気味。
しかし、乾燥室に服を取りに外へ出ると雨は上がっている。
よしよし。

ちょっと遅れて5:15出発。
花を愛でながら。





何人か下山してくる人とすれ違う。
一様に渡渉箇所の増水を気にしています。

昨日の状況と降り続いた雨で「難しいかも」と伝える。
帰宅後、槍平のニュースを見てみると「渡渉困難」の注意情報が出ていました。
ちなみに8/30右岸側のも橋が架かったようですね。
http://blog.goo.ne.jp/yaridairagoya/e/4606c8b472d628bde38e397a158fdfa9

千丈乗越の分岐に到着。


ココには救急箱が常備されているんですね。


晴れていたら気持ちのいいお花畑。
だんだん雨も強くなってきます。

花々に癒してもらいます。





飛騨乗越到着。

稜線はかなりの風です。

とりあえず槍ヶ岳山荘へ。

屋外のテラスには誰一人いません・・・

しばし小屋で休憩。
ストーブがあったのでパンを焼かせてもらいました。

いい感じで焼けます。
(鉄板が綺麗かどうかは気にしちゃいけません・・・)

かなりの雨・風で穂先はどうでもいいなぁ~
と思ってましたが後輩君が「行く」と言うので行ってきました。


滞在時間1分未満。
それなりに登っている人もいましたが、まばらで渋滞知らず。

30分ちょっとで小屋に帰って来ました。

っで、またまた休憩。
おなかが空いたからおでんを頂きました。
先の休憩でココア飲んでパンやら何やら食べた所ですが・・・

さて、まだ昼前だし明日の行程を考えると南岳まで行っておきたい所ですが・・・
雨風の強さにちょっと思案。
南岳までならハードなルートでもないし、後輩君も行く気満々のようなので出発。

西風で西に向くと顔面に雨が当たってイタイです。
ま、身体を持って行かれるような風ではないのでせいぜい10m/sくらいでしょう。

中岳到着。

白いです。

雷鳥さん発見!

今回はいっぱい出逢えました。

南岳到着。

白いです。

南岳小屋到着。

入り口が分かってなくてキレット方面に進みかけたら小屋の方が出てきて
「今からキレットに行くんじゃないですよね!」と。
はい、行きません。
すみません、ご心配おかけしました。

ここは中に入ってすぐに乾燥室があるので、レインウェアとか濡れ物を乾燥室に干してから受付。
天気予報確認用のTVやPCとかも自由に見れるようにおいてありました。

服も着替えて落ち着いてからまったりタイム。

窓の外は雨。。。

雨音を聞きながらティータイムです。


すると、なんということでしょう。

晴れてきたじゃありませんか。

槍の穂先も。


ブロッケン!


穂高も姿を現しました。


夕食が終わって、夕日鑑賞。


大キレットから北穂、奥穂の向こうにジャンの姿も。


双六あたりは滝雲にのまれています。


赤く染まる南岳。


雲海に浮かぶ笠が岳。


そして私の大好きな瞬間。

翌日の天気もちょっぴり期待。


<この日の行程>
槍平小屋5:15-千丈乗越分岐7:05-飛騨乗越8:45-槍ヶ岳山荘9:00~9:55
-槍ヶ岳10:10-槍ヶ岳山荘10:30~11:05-中岳12:05-南岳13:10-南岳小屋13:20

槍穂縦走1日目(新穂高~槍平)

2014-08-30 16:15:10 | 山登り
仕事をしているとなかなか行けない所へ行くぞ!
と思っていた場所の1つ。

新穂高を基点に西穂~槍~双六~笠までぐるっと一周。

と思っていましたが、ルート的にテン泊装備は体力的に厳しく
全て小屋泊は懐が厳しく・・・

またまた、職場の後輩が「行きたい!」とのことでルートを短縮。
西穂~槍、余裕があれば双六までを3泊4日予備日1日で計画。

しかしながら天気予報は最悪。
25日~27日まで雨で28日が晴れそう。
西穂~奥穂は28日だね。

と言うことで西穂から登るのはやめて槍から回ることに。
諸事情があって神戸出発は25日の朝。
西穂山荘までなら1時間ちょっとの道のりだけど・・・
槍平まで標準タイムで4時間半あるのね。。。

新穂高到着が11時過ぎ。
雨予報が青空も見えてテンションは↑↑↑
自分の歩みのノロさに一抹の不安を感じつつ、いざ出発!

出来立て登山指導センター

ピカピカ。木の香りがしてました。

右俣林道を歩いて白出沢出合。

渡渉箇所注意です。

ホトトギスくん。

ぼちぼち天気があやしくなってくる。

滝谷出合。

水量は多目。
初めてだから普段との比較が出来ませんが、水の濁りがでてます。

手前の水量の多い方は橋が架かっています。


奥の方が水量は少ないですが・・・

ちょっと増水したら危ないですね。

先日の遭難もココですね。
亡くなられた方のご冥福を祈ります。
水は怖い。

雨のぱらつく中、もくもくと登ると・・・

やがてお花畑に。

ほどなく槍平小屋に到着!

くまさんの看板が可愛いです。
本物には遭遇したくありませんが。

この日は10数名の団体さんもいて雨の平日の割に小屋は人がいっぱい。
しかし小さめの女性部屋に案内され、あとから来る人もなく2人で貸切でした。
ラッキー♪

雨に濡れた服を着替え、乾燥室に干し、一息ついたところで外は土砂降りへ。
酷くなる前に着いてよかったよ~

本日の夕食。

軽量化はしたいけど全部食事つきにすると懐がイタイので・・・
早立ちするから朝食はすべて自炊ですが、夕食も1日は自炊。
この日は荷物を減らすためにも早速自炊デーにしました。

前夜は送別会で御前様。
ほとんど寝ずに運転してきたので、この日は早々に爆眠しました。。。

<この日の行程>
11:15新穂高駐車場-13:10白出沢出合-14:30滝谷出合-15:30槍平小屋



ジャンへ

2014-08-29 21:55:00 | 山登り
またまたブログがほったらかし・・・
ネタは何かとあったりするんですが、なかなか書けない。
(ただ単にズボラなだけですが)

天候不順ながらも、4年前に宿題で残した奥穂~西穂の縦走に行ってきました。

当初、西穂からまわるつもりでしたが、行程を変えて槍から西穂へ。

「槍の初登頂は北鎌尾根から」と思っていましたが、穂先に登っちゃいました。
ま、初登頂をバリエーションルートからと思う方が贅沢ですよね。

っで、相変わらず高山に弱い。
ただ今、手足がパンパンに浮腫んでいます。
高度障害の出ない身体が欲しいなぁ~

レポはおいおい・・・
(書けるかなぁ。。。)