あびこ雅浩のactive one day

仙台市議会議員あびこ雅浩の、プライベートも含めた元気に活動している記録です。

仙台市すこやか子育てプラン市民懇談会

2010-01-25 | 国際・政治

Cimg7673 仙台の行政施策の中で、保育所待機児童の解消は第一の政策課題となっているため、保育量の拡大も含めた仙台市の保育環境の充実を目指した計画を一年前倒しして新計画に改める作業も佳境に入っている。その新プランの素案「新・仙台市すこやか子育てプラン」に関しての市民懇談会を開催。年度内に計画を決定するには時間も迫られている中、保育に携わっている方々などから計画に対して広く意見を求める機会。

Cimg7675会場は保育と子育てに関わる当事者が少数精鋭で出席。30分の意見交換時間が1時間に延長。それでも、保育や子育ての現場の前線にいる方々からは貴重な意見が会場に溢れていた。

新計画を新年度から実施していくにあたり、時間的制約は最初からあったのかもしれないが、積極的に良いことを進めようとしてもその手続き段階で不協音が多少なりとも聞かれるのは残念である。仙台市では、総合基本計画の策定を新年度にまとめることになっているが、同時に各基本計画の策定作業も行われている。これら計画の策定作業に当たっては、より丁寧に市民/当事者からの意見を聞く機会をつくっていくべきである。奥山市政の姿勢が評価されること。


みやぎ政策会議・子どものネットとケータイ

2010-01-25 | 国際・政治

Cimg7651 民主党宮城県連が宮城県下各種団体や組織、自治体等から国への要望・陳情を一括してお受けする「みやぎ政策会議」を開催。私は仙台市議員団代表として出席。それぞれの立場で要望・陳情はそれぞれに切実な声として上げられています。政権政党の立場で誠実にお受けしCimg7656て回答していく責務が私たちにあります。

会の座長は安住淳衆議院議員。当会議は、各種要望を右から左に党本部に上げる会議ではなく、既に解決見通しがあるものか、制度要望か、法律改正要望なのかの要望内容の精査を当会議で行っていくことをあらためて確認

Cimg7670 どうする子どものネットとケータイ」と題して、子どもと携帯電話、家庭の関わりについて考える勉強会を開催。ジャーナリスト江川紹子氏は、携帯メールに囚われた子どもたちは、学校を出てから他者と顔を合わせたコミュニケーションがうまくとれずに社会不適応になり、引き篭もるケースもあると指摘。パネルディスカッションでは、奥山市長も自ら2人の子の母親Cimg7671として、子どもとの関わり親の接し方について発言。加藤秀次仙台市PTA協会長も3人の娘の父親の立場から体験談を披露するなど、阿部清人寺岡中PTA会長の名コーディネートにより、活発な意見交換がなされた。

子どもと大人の境界線が消えていく社会全体の問題の象徴に、ケータイ電話があることが勉強会を通して分かった。世界の中で突出してケータイの利用頻度と利用多様性が高い便利な日本の携帯電話を、生かすも殺すも親と家庭次第ではないかと課題を突き付けられた日。


会派予算要望への回答・認定農業者と意見交換

2010-01-25 | 国際・政治

我が会派の基本政策に基づき、会派から市に新年度の予算要望したことに対する回答を受ける。安全・安心、環境先進都市、行革の推進、インフラ整備などにわたった100項目以上の全体要望と各区ごとの予算要望への回答と説明を受けました。

回答書は一見できない理由の列記のようにも見えますが、個別には、2月定例議会準備も含めて確認していきます。財政の都合は誰しも知っていることで、厳しい中にあればこそ市民の皆さんは、議員と役所の知恵と工夫の出し合いに注目していると自覚して参ります。

Cimg7649_2市内認定農業者から現状について意見を伺った。認定農業者制度は発足して15年近くが過ぎ、各農業者がそれぞれに取り組んできて今日に至っているが、水田、畑、畜産いずれも展望は険しく、今後の継承は大変厳しい状況にあることをお聞きした。「先祖から預かっている田畑を守り抜かなければ申し訳ない」との一念で老体を動かしているが、限界となったらその先どうすべきかと切実な声に、我も言葉なし。

国と自治体がより深刻に受け止めて真剣に農政を起こしていかなれけば、近い将来大変なことになってしまう。認定農業者制度の在り方も見直しの時期にきていると思う。後日、国会議員と農業者の方々が意見交換できる機会を持っていきたい。