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アフタ5月号感想ネタバレ注意

2009年03月25日 22時07分24秒 | おおふり雑記
いつもの通りネタバレと激しい妄想を含みますので
いやんな方はスルーの方向で!

ついに榛名の姉登場!――ではなく、
西浦合宿の夜からスタートでした(笑)

・夕食後片足立ちで体幹を鍛えるトレーニングをしている模様。
阿部は怪我してるので鉄アレー上げつつ監督役です。
「三橋!もっと倒せー」

……ここでも三橋しか見ていないキモイ阿部さんですw

・そこへやってくるモモカン「お疲れさーん」
バランスさせたまま阿部に美丞が負けたよーと報告。
「倉田君が出てないんだよ。あとで電話しとくか」
その流れで阿部の怪我の話に。
「必死になると怪我そっちのけになっちゃうのはわかるよ。
でも私はけしてそれを肯定しないし、おかげでウチは今
ひっじょーに厳しいわけだしね」

 ちくりとやられて滝汗の阿部さん。阿部のこう言う表情は
あんまりないので可愛いですねv

・「――スンマセン!」
謝る阿部にモモカンは。
「ホント頼むよ正捕手なんか投手以上にすげかえの
きかないポジションなんだからね!」
「!」

……「落として上げる」人心掌握術に
まんまとひっかかる阿部さん(笑)
モモカンはほんとにもー。わざわざ「正」つけてるし。
モモカンて看護師の資格もってる設定ですよね。こんな人が
病院勤めしたらあっという間に婦長にのぼりつめそうです……;

・そんで就寝前のミーティング。データ上ではARCが一番強く、
武蔵野が不利。でも実際観たらどうかな?ってことで翌日観戦に
行くことになりまーす。

・そして三橋の述懐。
「阿部君の言ってた榛名さんは(中略)自分のためだけに
野球してる人だったけど 多分今は違う」

 これは三橋自身が西浦でチームプレーの重要さ
楽しさに触れたから、榛名のプレーもけしてひとりよがりでは
あそこまでいけないと経験則から出てるんでしょうね。

・「(阿部が)俺がわかること 気づかないはずない のに
今も変わってないみたく言う」
「阿部君が悔しいのは自分が榛名さんの捕手じゃないこと
じゃないのか
自分が生かせなかった スゴイ投手を
誰かが生かしてるのが悔しいんじゃないのか
西浦に来たこと
後悔したくないんじゃないかな
だから気づかないフリしてるんじゃないかな」

あああああー。
三橋にこんなふうに気遣わせる阿部さん……だめな亭主だ;

・「オレがダメだから……」
凹みかける三橋。でも勝った試合でみんなが「ナイピッチ!」って言ってくれた
ことを思い出して「オレは だめじゃない」と踏みとどまります。

でもこのモノローグの中に阿部の笑顔はないのでした。

うわーん。三橋!いますぐ阿部を叩き起こしてその独り言を
全部ぶつけてやったらいいよ!!!ぶつけるべきだよーー!

・そんなこんなで翌日の球場。

 花井母の持ってきたお弁当が し  ん  ぶ  ん  し
に包まれてるんですが……ええと……
いまどきおべんと新聞紙に包む家……ある……??;

・そんな私の個人的感想は置いときまして、みんなでお弁当食べて、
そのあと三橋は監督に言われて阿部の隣へ。
バッター攻略を二人で見ながら考えろということらしいです。
「わーったわーった。座れ」と隣を指さす阿部。

おっとお手の次はおすわりかw
こういう阿部のぶっきらぼうな感じのモノイイって結構
気に入ってます。

・しかしそのときの阿部の気持ちは実は
「離れてられんのはメシンときだけか」。

 おわーアベミハ、いよいよ倦怠期!?

・「オイオイ。合宿前はこんなこと思わなかったぞ」
と自らつっこむ阿部。

うんうん。そのくらい合宿中はずーっと一緒にいるってことね。
てゆかウザイとか思いつつ、三橋の球を誰かが受けたら絶対
ジェラジェラするくせに!! ままならないふたりです。

・そんでもって視点は武蔵野に。
榛名先発にカグヤン述懐。
「こういう日が来ることは わかっていたんだ」

うう。そんな気持ちを抑えつつ、榛名に声をかけます。

・「榛名!やばくなったらいつでも交代してやっからな」

ニッ。カグヤン精一杯虚勢を張った悪い笑顔です。が、

・「残念ながらオレ今日絶好調っす」

榛名の「ニコッ」にはきらっと歯の輝きつきです……
「春日部のくれた資料も覚えたし
俺も三ヶ月この日を楽しみにしてましたんでね
一球たりともカグさんにはゆずりませんよ」

あ、榛名め!本人のいないところでは「かぐやん」呼びの
くせに「カグさん」だって。使い分けが逆にやらしーよ榛名!

・ぐるぐる肩まで回す榛名に、励ますつもりが「こいつが言うと本気なのか
ジョーダンなのかわかんねえ」とムカムカするカグヤン(笑)

このふたりのやりとりもいちいち可愛いのでしたー。

・一方ARCは、正捕手が大田川に向って
「今日はお前に勝ち星をつけてやる」

……ああもう、捕手ってほんといーですね!!

・そんでいよいよ試合開始。先攻は武蔵野。3者凡退です。
 そして榛名の登板ですが、立ちあがり不安定であっというまの
ノーツー。(ストライクが0でボールが2つ)
 ここで阿部が三橋に
「次はストライクでも見てくるぞ
ARCは合理的な野球すっからな
立ち上がり悪いと踏んだら四球ねらってくんだよ」

 なるほどなるほど。ARCはかなり「確率の野球」をやるチームみたいです。
投手も4人で回してるみたいですし、(今日は大田川で100球完投という
指示が出てるらしいけど)典型的な「私立強豪」な感じ。

・なんやかや阿部が三橋に解説しつつ、打者は3番ショート塩入。
スーパー一年生だそうです。
ここで榛名の球がいいところに決まります。
三橋「外、ギリギリっ コントロール」
阿部「たまたまだ」

素直に「榛名さんコントロールいい」と思う三橋と、
あくまで難癖つけたい阿部さん(笑)

・2球目はファール。
三橋「おいっ追い込んだっ」
阿部「1球目と同じとこ狙って外れてたのが幸いしたんだ」

……阿部はあくまで榛名はノーコンであることに
しておきたいらしいです。三橋の懸念は当たってるんだなあ。

・とか言いつつ、
「次は」
……じょじょにのめり込んで、「自分の組み立て」で榛名の
球を見始める阿部。
一方榛名はなぜか速球をまぜずに、簡単に3点を献上してしまいます。
そこで武蔵野のタイム。
榛名「町田さん。秋丸と変わってもらえませんか」
「は!?なに言ってんの!?」
キレる大河。
町田「待て大河。オレが下手なんだ」
……町田自らそう言って、大河も勝つためには仕方がないと
納得の様子。
「でも3番のお前をひっこめるわけにはいかねーぞ」

 おお、町田さんは3番でクリーンナップなんですね。

・揺れる大河は、それでも腹をくくってライト川崎を呼びつけます。
川崎は今日初めて試合に出た選手。
まだボールに触ってもいないのに、自ら察して、
「あ、オレが交代!? あ、そうかわかった
 で、秋丸呼んでくんのね オッケ!」

 と……!!!!(涙)
 あーもーやだー。おお振りほんといい奴多すぎる!;
泣けるっつーの!!!!

・そんな川崎を呼びとめる榛名。
「――川崎さん!」
川崎は感極まったような顔で振り返って
「ンだよ! アホ!お前は頑張って投げろ!
 オレらを甲子園へ連れてけよ!

 涙!!!――と思いきや、

榛名「あー……はいー……」
大河「そのセリフかわっちが言っちゃうかー」
やっぱ女子に行ってもらいてー――っておまえら!!
かわっちが可哀相だろ(笑)
まったくもって武蔵野も可愛いチームですv

・さて、マウンドにやってきました秋丸。
「しっかり捕れよ! おめーはそれしか
能がねんだからよ」
「って!」
いきなりけりを入れる榛名。

榛名の愛情表現は乱暴ですなあ。
でも乱暴が奴の無意識の愛情表現なら、やっぱり
シニア時代の榛名は阿部を買っていたんですよね。
おお振りはいろんなところで愛が空回り。(そんな話か?)

・榛名「見てくれはでけーから何もしなきゃ
しばらくはダマせんだろ
ボロ出したら走り回られっかんな
よけーなことすんじゃねーぞ!」
秋丸「ハイハイ」
榛名「ハイは一回だ!」
一同「だからケリを入れんなよ!」

 秋丸は盗塁阻止とかサインプレーの実践が少ないしうまくないのかな?
ただひたすら榛名の速球を止めろという指示ですね。

あまりの球威に後逸が怖くて町田相手には投げられない
 球が、秋丸には投げられるという。

 町田が特別下手とかじゃなくて、
ずっと受けてきた秋丸の方が慣れているし、止める力があるって
 ことだと思います。

 それにしても榛名、俺様全開(笑)

・そして秋丸が座っての1球目。
 ズドーン。
 榛名渾身の剛速球で面白いように三振が取れます。
阿部の述懐。
「こっちが正捕手 のわけねーよな
 でも確実に
今までと投球の質が違う……」
三橋の述懐。
「これが ホントの 榛名さん」

といったところで待て次号!


 ええと勝手な印象なんですが、あれだ。榛名と阿部は
選手として相性が良くなかったかなと。
二人とも俺様ですし、阿部は割と投球を1球1球
組み立てたいタイプ。(でも配球に偏りがあるって
言われちゃったけど;)
榛名は速球をのびのび投げる方が、いい結果が出せるタイプ。
阿部のやり方に無理やり榛名を合わせようとしても
それはもともと無理な話で。
榛名は今月号でARCのデータを一生懸命頭に入れて
投げてるけど、やっぱりうまくいかなくて。
どんな投手でもうまく使うのがいい捕手だとは思いますが、
それには自分の方が折れなくちゃいけないわけで、
まだ子供でそういうことが出来ない時期にたまたま
出会ってしまっただけで、阿部の捕手としての
才能が劣ってるとかではけしてないと思うんですよね……。

一巻の合宿では三橋も速球に執着を見せていました。
でもあくまで個人的になんですけど、三橋は体も
細いし、やっぱり「打たせて捕る」軟投派だと思うんです。
コントロールも超いいし。ってことは阿部の要求に
応じられるってことで。

体だけじゃなくて選手としての相性も本来
いいはずなんですよ☆(爆)

「打たれるのが一番ヤダ」
と三橋は言っていたけど、そういった自分一人のこだわりを
捨てて「チームの勝利」に目覚めたとき、阿部と三橋の
バッテリーは初めてしっくり機能すると思うんです。
で、三橋はじょじょにそれを悟り始めていて。
でも阿部はまだ目線が過去を向いている、と。
やっぱり榛名からの脱却、というか「榛名とうまくやれなかった自分」
からの脱却が、阿部の重要なテーマなんですよね。早く悟りを
拓きなさーい(笑)

捕手と言えば秋丸もですが、今月号はちょっといろいろ考えちゃいました。
自分がどうにもできなかった榛名が、
阿部やかぐやんによって変わっていく様を見守り続けるのは
やっぱり苦しみを伴うだろうなあと……。
凄い選手には、その才能ゆえにかならず犠牲になる人がいて。
桑田投手の球を受け続けて自分の選手生命を縮めてしまった今久留主だとか。
松坂にも、高校時代からずーっとカベをやって、今回のWBCにも帯同した
ブルペンキャッチャーがいたはず。

秋丸は榛名をどこまでも見守る腹をくくってると私は勝手に
思ってるんですが。そこんとこ書くのが楽しかったりするんですが。

アベミハはもちろんですが、いろんなバッテリーについて
いろいろ考えてしまった5月号でした☆

(余談ですが江古田ちゃんの瀧波さんの柱……まーくん似の柴犬がお気に入りだそうでv
そうそうまーくんは柴犬顔なんですよねv)










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2 コメント

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Unknown (杏月)
2009-03-27 18:11:57
>榛名と阿部は選手として相性が良くなかったかなと。
私も今月号を読んでそう思いました。
「スゴイ投手」の榛名さんを生かせなかった阿部くんは
捕手として劣っているのではなくって、
性格や、ベストな投球の仕方とベストな配球傾向が
お互いに上手くかみ合わなかったんだなぁ、と。
三橋くんとは、お互いの長所を最大限に発揮し合えるバッテリーに成長していって欲しいですね!

>今回のWBCにも帯同したキャッチャー
中日の、小山ブルペン捕手ですね。
でも横浜高校時代はカベではなく、
松坂さんの同期で、正捕手で、主将だったんですよ~vv
WBCのシャンパンファイトで、イチロー、松坂さん、岩隈さんなどの後、
小山さんも胴上げされたんですよ!
(その後がまさおの袋叩き足蹴り・笑)
WBCで世界一のJAPAN投手陣を支えたのは、
ブルペンで活躍してくれた小山さんや控え捕手達なんだなぁ、と感動しました。
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情報ありがとうございます! (月子)
2009-03-27 18:40:49
おお、そうでしたか!半可通で申し訳ないです;いずれにせよ、一度自分が表舞台にたちながら、今は裏方に徹する方の気持ちにとても興味があります!

中日は選手はださなかったけど、小山さんの帯同は許可したんですね?
その辺りに落合監督の苦渋もみてとれて、また萌えです(笑)

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