カードは語る３

前日、30代フリーランスの女性の仕事運を占った続きです。

４枚めのカード＝迷った原因。：コインのナイト／片手にコイン、もう一方にこん棒（バトン）あるいは杖を持った若者が、馬に跨がって前進しています。
コインは彼の物質的財産または、既成観念です。こん棒は、その財産を守るための武器になります。彼の価値観は自分のものさしではなく、権威や常識に基づいています。

7枚のカードの真ん中に位置するこのカードはマラソンでいうと折り返し地点です。ここから、質問者の近未来座標が出発すると考えてください。
仕事に関してのカードのお告げはこうなります。『人に物を渡すとき、むき出しで渡すよりも、ラッピングしたりカードを添えて渡す方が同じものでも相手が受ける印象は数段良くなるものです。あなたの主張はもっともですが、あまりにあからさまで引かれてしまうかも。相手への説得方法がうまくいっていないようです。あまりに、手の内を見せ過ぎても、見せなさすぎてもいけません。駆け引きをおぼえる必要があります。』


5枚目のカード＝質問者の置かれている環境（マイナス）:コインのキング／王冠をかぶり、厚手の衣装を身にまとった男性が低い玉座に腰をかけています。彼の玉座は屋外にありますから、防寒対策はばっちりです。ひざには大きなコインを乗せています。
彼は一国一城の主で、富も名声も得ています。しかしそれは、限られた範囲での地位です。彼自身もそれ以上の事をのぞんではいません。現実主義で実際家です。
しかし逆さまです。頭が固く、新しいものを受け入れたり、異なる文化を理解する事はできません。自分の財産や地位に固執します。
質問者の仕事には、頭の固い男性、あるいは固定観念に縛られた男性対象の組織が関わっているようです。

６枚めのカード＝質問者の置かれている環境（プラス）：正義／女性が片手に剣、片手に天秤をもって、玉座についています。彼女の表情は厳しく、感情に左右される事はありません。天に向けられた剣はいっさいのごまかしや妥協を許さない事、天秤はバランスと公平を示してます。


5枚めと６枚めのカードは、質問者の現状をゼロ地点としたマイナス軸とプラス軸だと、阿部は考えます。
５枚めのカードは、現在を基点にして過去の環境を、６枚めのカードは、現在を基点に近未来の環境を、表しています。

質問者は今後、女性あるいは女性を対象とした組織に関わる可能性があります。

７枚めのカードと診断については、またあした。