ベンジンとおすべらかしと私
高畠華宵 《花かご》『美智子さまと恋文』という本が出版された時、どうしてあんな私的なお手紙が世に出たのか不思議に思っておりました。高畠華宵 《清き便り》しかしそのなかで話題となった...
我が身をたどる姫宮 其の十七 ~嬉しいお姉さまの帰宅~
高畠華宵 《暴風雨の薔薇》日本公使館の尽力で密かに白菊夫人は日本に帰国しました。しかし、実家の皇嗣家には自身が飛行機に乗るまでは絶対に言わないで欲しいと強く頼み込んでの帰国でした。...
我が身をたどる姫宮 其の十六 ~崩れゆくもの~
蕗谷虹児 《別後哀愁》(私の役目は終わった。もうこのまま、ここに居る必要は無い。嗚呼・・・・疲れてしまった。神様はこんな私の事まできちんと見ていらしたのだわ...
華子妃殿下の80歳記念の画像集 ~あぁ花のような愛らしき妃殿下よ~ 其の1~ 過去記事です
『華子妃殿下お誕生日記念で2020年の8月に記事を書きました。過去の妃殿下のインタビュー等載せてあります。宮邸の様子等も少し画像を載せてあります』...
新嘗祭でのお慎みの小袿と袿袴
2019年の記事でしたが最近、新嘗祭の時での皇后陛下の“お慎み”が話題になっておりましたので、少し手直しをしまして、新たにアップします。上皇后様の御装束姿のこちらの御写真を御覧下さ...
皇嗣邸は近代数寄屋建築の到達点 ~例え世の荒波にもまれても~
まずは、こちらからデス。エリザベス二世がお亡くなりになられて、半年も経たないのに、ウクライナとロシアが戦争しても、コロナが収まらなくても何のその。イギリス王室では南アフリカ大統領を...
我が身をたどる姫宮 其の十五 ~生まれ故郷~
寺崎廣業 《不如帰・挿絵》『アンインストール』・・・・アンインストールは、プログラムやアプリケーションをシステムから削除し、導入前の状態に戻すことである。dyウィキペディア《アンイ...
我が身をたどる姫宮 其の十四 ~御所人形の家~
菊池契月 《麗人》(ようやくこの窮屈な立場から、解放される)そう思う度に、白菊の姫宮は笑みを浮かべずにはいられませんでした。あ...
華やかだけど怪しい女人絵巻
篠田柏邦 《あかとんぼ》『芸術の秋』です。いろんな着物を描いた女性の絵を載せました。かな...
我が身をたどる姫宮 其の十三 ~流人~
上村松園 《春の野図》出発は刻一刻と近付いていました。白菊の姫宮は高鳴る胸の鼓動を嫌でも感じずにはいられませんでした。この数年間の、決して大げさではない辛酸を舐めた自分が愛する人の...