きこのおと

嬉しいこと 感じたこと お気に入りの小さなノートに綴るように

本当にありふれた日々の音に耳をすましていたい…

実山椒を炊きました

2012-06-13 21:28:02 | クッキングレシピ

 

少し前のことですが、とある地方に住むお友達から

庭になっていた山椒の実を収穫してすぐに送ってくださいました。

それは青々しく みずみずしいもので、山椒独特の強い香りが心地よいくらいでした。

京都の割烹屋さんのちりめん山椒や昆布の佃煮にアクセントとして

実山椒が入っていますが、私はもともと、この実山椒が大好きなのでした。

しかしながら どう扱っていいのかわからなかったので 求めたことはありません。

 

せっかく頂いたのだから、と netでいろいろレシピを検索して

そのいただいた山椒を炊いてみましたら 意外や 難しくはなかったのでした。

しかし、炊き加減がよく分からず、少量なのに 火にかけすぎていたようで

味は良かったのですが 実がしぼむくらいになってしまい、トホホなことに・・・

 

しかし、先日 いつも行くスーパーに 500g入り¥450!の箱入りの実山椒!

一度やったものですから 加減は少しわかったし、

今度は大量にやってみたいし、これは買いでしょ、と 求めてみたものの ・・・・

この実の軸を外す作業が・・・もう 取っても取っても取っても・・・

500gもあるものですから TV見つつ 2時間以上かかってしまい くじけそうになりました。

ホントはこの細くて短い軸まで 完全に取り除くのが 老舗割烹屋さんのものですが

家庭用なので そこはもう、妥協です。

実だけにした山椒は 水洗いをした後 塩を入れた湯で 10分ほど茹でます。

こんな青さのままの実山椒にしたい場合は 

生のままで 茹でずに塩漬けする方法もあるようです。

茹でると モスグリーンになりました。

何度か水を変えながら しばらくあく抜きするために たっぷり水につけたままにします。

私は3時間ほどで ざるに上げてしまいましたが

後で 料理の達人の義母に聞きましたら 一晩はつけておくほうが良いそうです。

義母はそのあく抜きした山椒をもう一度 茹でこぼすそうですが

私は辛味を残したかったので 一度しか茹でませんでした。

で、水をすっかり切って 一旦広げてすっかり乾かしたあとに お酒と少量のお醤油で

薄味の山椒の醤油煮にして 仕上げました。

水分がなくなるほどの煮詰め方にしない方がいいです。

おすそ分けと食べる分だけ出しておき、あとは冷凍しました。

いいちりめんじゃこが見つかったら おじゃこと炊いてみることにしましょ。

一年中 味わえるなんて すっごく嬉しい^^

 

あたたかなご飯に乗っけてもよし、おにぎりに混ぜてもよし、

煮魚や冷奴にも そうめんにも 少し入れるとピリッとしていいですね。

毎晩 ご飯が進む進む・・・困ったことになっています。

 

 

 

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