3月17日
これから 桜
の季節ですね。
もう一つのJR東海のCM。寺院編。
醍醐寺ってご存知ですか。
世界遺産 京都 醍醐寺です。
秀吉が最後の花見をした寺院としてご存知かもしれません。
874年、 聖宝により創建されました。
真言宗の総本山です。
本尊は薬師如来。
平成13年に東京国立博物館で 山からおりた本尊 ということで、
醍醐寺の薬師如来様をメインに
醍醐寺のお宝が展示され、私も薬師如来様を拝する機会に恵まれ、
足を運びました。
今でも薬師如来様のご尊顔とまなざしは忘れられません。
そして、現座主(平成22年10月28日ご就任)でおられるのは
仲田順和猊下です。
仲田順和猊下は、(岡田)戒玉、(細川)英道、(仲田)順海、
(麻生)信雄、(麻生)文雄各座主にお仕えし、
25年の長きにわたり醍醐寺執行長・宗団の宗務総長として醐山の隆盛と
宗団の発展のために寄与されてこられました。
◆ 一千百年の祈り ◆
新春をご機嫌よくお迎えのこととお察し申し上げます。
昨年は、想像を絶する大きな自然災害が日本列島を走り、多くの被害を及ぼし、
私たちの生活基盤を揺るがしました。 社会全体が音もなくひび割れしている
現実を直視した時、おのずと身の引き締まりを強く感じますが、醍醐寺は、
そのひび割れしている社会を救う「祈り」が、一千百年にわたり脈々受け継が
れています。
それは醍醐天皇のご誓願である三つの祈りです。 その祈りとは「観音」「薬師」
「五大力」ですが、その根本は「いのち」に対する祈りです。
「観音」は生きることの大切さを教え。
また、「薬師」は、先祖より積み重ねられた目に見えない「いのち」の大切さ
を教え。さらに「五大力」は、一心に祈りつつ実践すべく第一歩を踏み出す勇気
を教えています。
このことをしっかりと自分自身の心に秘め、やさしい心でやさしい言葉で語り合
うことから安心が生まれて来ます。 先ずは自分の身の周りから始めましょう。
< 総本山醍醐寺座主 仲 田 順 和 >
そして、お水も有名ですね。
醍醐寺の開山、聖宝理源大師は、笠取山(醍醐山)に沸く水をすくい飲み
「醍醐味なるかな」と褒め、
この地にて仏法を広めることを決意しました。
私は、10年程前になるでしょうか。
上醍醐まで登らせていただいたことがあります。
金堂でお参りさせていただいて、三宝院、霊宝館。
お食事もさせていただいた記憶があります。 とっても美味しかった。
おみくじも引いて、大吉だった記憶が・・・・・
霊宝館も素晴らしかった。
上醍醐頂上の途中には、あまり知られていないと思いますが、
“ 摂受庵 ”という庵もあり、涼やかな様相でした。
そして、准胝堂(いま落雷で焼失してしまっていますね)、如意輪堂、開山堂。
頂上までは一時間ちょっとかかったと思います。
清々しい気持ちと見下ろす街が美しかったこと。
雨がすっかりあがったこと。
下山時間をすっかり忘れ、転げ落ちるようにおりたこと(笑)
今でも目をつぶれば目の前に浮かんできます。
連れて行ってくださったMさん。
尊敬する先輩で。今思うと・・・そう、2人で旅させていただいたんですよね―。
ちょっぴり緊張してましたね、ワタシ。 でも、本当に楽しかった。
貴重な想い出です・・・・・ 
あ・・・・また、感謝させていただくことを思い出せていただけてウレシイ
また、行かせていただきたい寺院です。 誰かいっしょに行ってくれるかしら
?
<今日の花ことば>
クサボケ ・・・・・ 一目ぼれ

【NHKラジオ深夜便誕生日の花より 】
今日も見に来てくださって、最後まで見てくださってありがとうございます