3月28日 曇り
今朝、ふと見上げると目の前に
2階にまで届くかのようなレンギョウが満開。春が近いのをさらに感じました。
代々木公園のユキヤナギも・・・・・・・・
春ですね。
そして、今日のお目当ては
明治神宮で開催されている ‘ 昭憲皇太后と赤十字展 ’ 。
350メ―トル程進むと
無料なのに受付で立派なパンフレットをくださいます。
キレイな階段を上っていくと
※赤十字社:スイス人実業家 アメリ・デュナンの提唱により創立された
「人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性」の7原則を掲げて、世
界各国に存在する人道的活動団体である。
◆基金の現状:支援活動には、基金の運用利子をあてておりますが、昨今の
低金利を受けて、その額は大幅に減少しています。その結果、支援先の数、
配分額ともに縮小せざるを得ず、人道ニ―ズを十分応えられない状況が生
じています。
昭憲皇太后美子さまのご活動の様子がお写真や絵で紹介されていました。
教育や慈善事業の奨励に力を注がれ、学校や病院の創設などに様々な御事跡を残され、
その中でも、赤十字に人道的な活動には、特別のご関心を示され、その活動をあらゆる
面から支えられたそうです。
日露戦争後、ロシア人捕虜の元にもおみ足を運ばれ、傷病兵をお見舞いされ、
義足などを寄附されたそうです。
1888年(明治21年)7月には、福島県の磐梯山が噴火し、日本赤十字社から
医師を派遣するように直々に命じられたそうで、
現在、日本赤十字社の事業の柱となっている災害救護はこの時に始まったそうで、
世界的にも草分けとなったそうです。
そして、1912年(明治45年)アメリカで開かれた第9回赤十字国際会議の際、
各国赤十字社の平時事業に、日本赤十字社を通じて10万円(現在の3億5千万円相当)
を寄付されました。
また、女性の教育の重要性も説かれて、自ら、華族学校へおみ足を運ばれたそうです。
そして、洋装も取り入れられ、新しい時代の女性たちに範を示されました。
そのお召し物も展示されていました。
濃いピンク色に金の刺繍。
袖はレ―スが付いていて、古さを感じさせないものでした。
30分ゆっくり見ました。
今、皇室問題も多々ありますが、日本人として皇室の意義を再確認させていただける
展示だとも思います。
最後に・・・・・・
日本赤十字社社紋は、創設時、昭憲皇太后さまより「桐竹鳳凰」の
しるしを賜ったそうです。
<今日の花ことば>
ソメイヨシノ ・・・・・ 優れた美人。
【 NHKラジオ深夜便誕生日の花より 】
今日も見に来てくださって、最後まで見てくださってありがとうございます