今日は、涼しくホッとしますね。
さて、日本に明るいニュースが流れました
" 小笠原諸島 " そして " 平泉 " が世界遺産になったという知らせ。
東京都と岩手県ですね。
日本の世界文化遺産は12件目。
東北地方では初めてのことだそうで。
24日に世界自然遺産登録が決定した小笠原諸島と同様、
委員会最終日の29日に正式登録されるそうですね。
■ " 平泉 "は、3年前の登録挑戦の際、
JRの車両にも名所がプリントされ走っていたので、
調べ身近に思っていました。
延期になったと聞いた時は、残念に思いました。
今回は、アピールする名所とテ―マを絞ったところ、
夢が叶ったようですね。
平泉中尊寺
◆ ちょっとここで雑学 ◆
世界遺産には、自然遺産と文化遺産と複合遺産と3種類あるそうです。
日本の世界遺産は現在、自然遺産と文化遺産で複合遺産はないそうです。
<文化遺産>
1.法隆寺地域の仏教建造物(1993年12月)
2.姫路城(1993年12月)
3.古都京都の文化財(1994年12月)
4.白川郷・五箇山の合掌造り集落(1995年12月)
5.原爆ドーム(1996年12月) 6.厳島神社(1996年12月)
7.古都奈良の文化財(1998年12月) 8.日光の社寺(1999年12月)
9.琉球王国のグスク及び関連遺産群(2000年12月)
10.紀伊山地の霊場と参詣道(2004年7月)
11.石見銀山遺跡とその文化的景観(2007年6月)
12.平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群(2011年6月)
<自然遺産>
1.屋久島(1993年12月) 2.白神山地(1993年12月)
3.知床(2005年7月) 4.小笠原諸島(2011年6月)
■ " 小笠原諸島 "は
「東洋のガラパゴス」と呼ばれ、大陸と陸続きになったことがないため、
固有の生物が数多く生息していているそうです。
今後は屋久島のように観光客が増加するでしょうから、外来種への対策や、
今までどおりの自然をどう守っていくかが課題になるんでしょうね。
ん―、ちょっと難しい課題です・・・ね。
観光客は選べないですものね・・・一人ひとりの良心を信じて・・・。
離島といえば、有吉佐和子さんの「私は忘れない」という小説を
読んだことがあります。
~ 三島村の黒島を舞台にしている。東京で女優を目指していた若い女性が
夢に破れて、
写真集で見ただけの「南海の孤島」を訪れる。
島に上陸するには、木の葉のように揺れる" はしけ "しかない。
厳しい自然と向き合う人々や、離島教育に情熱を注ぐ教師らとのふれ合いを通し、
前向きに生きる勇気を取り戻す ~ というものです。
何故、この小説を買ったのかはまるで覚えていないのですが、
私も何か人生の変化を求めていたのかもしれません。
何度も読んだ記憶があります。
また、有吉さんはこの他に、伊豆諸島の御蔵島を舞台に「海暗」、
日本の離島が抱える問題や役割についての
ルポタ―ジュ「日本の島々、昔と今」という作品を書かれています。
夏も目の前。この夏は、小笠原諸島世界遺産を機に 「海暗」
(絶版らしく図書館なら読めるかもということですが)と
「日本の島々、昔と今」を読んでみたいと思います。
なんか、小学生の夏の課題図書っぽくなりました(エヘッ)
そして、私にとってもう一つの離島といえば、 " 硫黄島 "です。
私の住んでいる所は、硫黄島と関わりが深いのです。
7月は関東のお盆" 盂蘭盆会"。8月には日本のお盆が、
また、燈籠流しも行われますね。
ですので、またその頃、お話したいと思います。