風と花とわたし 〜

日常のささやかな喜びの輪を広げて・・・RING、リング♪ ring!

被災地支援ボランティア 明日は心を入れ替え観光大使! 8月27日

2011-08-31 23:59:00 | 東日本大震災被災地ボランティア

 8月27日 19:00


  

日も沈み 宿へ。


◆松島町内 ホテル大観荘◆ 
http://www.taikanso.co.jp/

被害は最小限だったそうですが、

営業は8月6日から再開されたと従業員の方が

おっしゃっていました。


 

   

宿の名前も見ずに参加したので、驚き!! 

民宿に宿泊するとばかり思っていたら・・・・・ 

これもボランティアですよね。

参加費用を納めさせていただいてる私達35名の

団体だもの・・・そう信じましょう


  

 

 

 

 

              
和洋室の5人部屋

 

 

HPからお借りしました。



  

    


松島の海が見える露天風呂。 

源泉の温泉は朝4:00から

 


夜中1:00まで。疲れを癒して。

 

 



 

 




   

 

  


食事も当初は町中の予定でしたが、

お店探しが難しいので、ホテルがバイキングで

夕食をご用意してくださいました

(宿泊と別料金を支払わせていただきました)。



でも、みんなで「 なんか申し訳ないね・・・

こんな立派な所で、至れり尽くせりだもの・・・ 」 

いやいや、私達がシュンとしたからと言って

何かの力になるならそれもいいかもしれないけど、

次の形のボランティアがあるんだから!と、

感謝のこころに切り替えて、

明日に備えました。

疲れてイビキや歯ぎしりも高らかに 。 

 

そうですよね。

少ししか力にはならなかったかもしれないけれど、

お疲れですよね。 

みなさん本当にお疲れ様でしたm(__)m  

そうだ!帰ったら、周りの人達に大観荘宿泊を

是非勧めちゃいましょう!! 

 

私もまた訪れたい  




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被災地支援ボランティア 大島行のフェリ―の中で 8月27日

2011-08-31 09:00:00 | 東日本大震災被災地ボランティア

8月27日 



大島からフェリ―に乗船した時。

窓際に座り、外を見ていた私。

二つおいて女性の方が座っていました。

 


出航すると、肩越しから 

「 大島へボランティアへ行くんですか 」と。

 

振り向くといつの間にかその女性が隣の席に。

「 はい。大島の方ですか 」とわたし。

 


「 そうなんですよ。やっと船が運航して、助かります。

うちもボランティアの方に随分と片付けてもらいました。

ありがたいです。」

当日は、今回の地震はとんでもないことになると

瞬時に思われて、通帳・印鑑を持って、

すぐに裏山へ逃げられたそうです。

 

お隣の老夫婦にも声を掛けたけれど、

大丈夫だといわれそのまま残られて・・・・・・

帰らぬ人に。 

 

3,000人の島民も今は何人になったのか・・・

津波を体験しているお年寄りの死亡率が高かったと

おっしゃっていました。

そして、女性の方のお宅は、津波で全壊。

ワカメと牡蠣の養殖をされていて、

「 海から沢山の恩恵を受けて暮らしてきたけど、

今はこれからどうしていいか分からないんです。

 

娘が千葉に居るのでそちらに行って、

ゆっくり考えようかとも思っているけれど。

島を離れるのは・・・・ねえ・・・・・・。

今は、海が憎いです・・・・・

ねえ、そんなこと思っちゃいけないんだろうけど 」

 



言葉が出ませんでした。ただただ、ん、ん、ん・・

本当にそうだろうな・・・本当に・・・と

こころの痛みを受け止めることしか出来なかった。

 



「 でも、みなさん遠くからボランティアが

来てくださってね。あなたはどちらですか。

(埼玉です)。

 

「そうですか。ありがとうございます。

何だか申し訳ないです。 」

とおっしゃって。

 

 私は思わず

「 仙台で東北の方々が集まってお祭りをされましたよね。

そのお祭りの趣旨は、“ 私達は元気です。

ということをみなさんに伝えたかったから ”ということで、

その姿、言葉を聞いて

東北の方のこころの優しさ、美しさに私達は

心から感動しました。

そして、震災の当初から、

画面から聞こえる被災者の方の言葉は、

ありがとうございます。有り難い。ばかりで、

日本中が、世界中が、自分に何か出来ないかと真剣に思い、

願い、行動に移されました。

それはすべて東北のみなさんの県民性の賜物です。

私も一日も早く来たかった。

だから、今日は有り難くて、嬉しくて 」

 


「 本当ですか。そんな風に思ってもらってたんですか。

ありがとうございます。」

もう二人で顔を見合わせて、涙、涙、涙・・・・・・

何にも出来ない私だけど、

この方に逢わせていただくためにここへ

来させていただいたんだ・・・・

 

ほんと―――に、有り難かったです。


ゆっくりゆっくり、未来へ歩を進めていただけたらと

深く、深く、祈っています。 

いつも、いつも・・・・・・・・。

 


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