文芸誌では「新潮」で渡部直己「日本小説技術史」が始まり、「文學界」には川上未映子「乳と卵」が発表される黒田晶の新作もあったりで、にぎやかなる「文化の秋」なこのごろ(「日本小説技術史」早くも2回目が楽しみです)。文学フリマに行ってきました。いやぁ。ほぼ毎回行っているのですが、大人の文化祭というムードで楽しいです。今回は噂のオーラル・クリティック・マガジン『VECTORS』と『佐々木敦ティーンエイジ赤面作品集』(限定20部)と『スポンジスター』と『書評王の島』を入手すべく午前中に秋葉原入り。いろいろ面白そうなの買いました。
『VECTORS』(大谷能生×木村覚×佐々木敦)
『佐々木敦ティーンエイジ赤面作品集』(佐々木敦)
『スポンジスター』(ブルボン小林編集)
『書評王の島』(豊崎由美×書評講座受講生)
『吉田アミは書きました』(吉田アミ)
『$HYPER』(小笠原鳥類、村上子、泉智也)
『木曜日No.23』(上野ゼミ同人誌)
『リブリレvol.10』(早稲田大学現代文学会)
『M@DAGE』(幸田龍樹、田高利、麹弘人)
『文芸誌の一年』(森田真功、佐藤克成)
『VECTORS』はおおむね読みましたが、話題が音楽、演劇、コンテ、美術、文学、現代詩などなど多岐にわたり風通しがよくて面白いです。しかしこのボリューム、文字起こしや校正はハンパなく大変だったろことが容易に想像できます。『佐々木敦ティーンエイジ赤面作品集』と併せ、がしがし読みます。HEADZのブースで『$HYPER』と『吉田アミは書きました』も購入。『スポンジスター』は金剛地武志インタビューとブルボン小林の長編評論が面白そう。『書評王の島』を買おうとしたらなんとブースに豊崎由美ご本人がおられて、サインとかチョロ欲しかったのですが自分、シャイなオッサンなので無理でした。会場でお会いした河村さんにご挨拶し、お世話になっている「早稲田文学」ブースの学生スタッフのみなさんにご挨拶して、2Fを後にして1階へ。
上野ゼミ『木曜日』のブースで見本を手にとったら「あ、去年も一昨年も買ってくれた人だー」と、いち購買者である私を覚えていてくれたらしく、なんとなく嬉しい気分で最新号を購入。私、あんまし特徴のない人間なんですが。文学フリマこういうのがいいっすよねぇ。
でいろいろなブースをグルグル見てまわっていたら「50円」という値札を出しているブースがあって、どんだけ謙遜してんのか、どんだけ読んで欲しいのか知らないけど、とても「50円」では刷れそうにない冊子であったので「50円じゃ赤字じゃないの?」とブースのメンズにうかがったら「はじめから儲けは考えてないのでいいのです」と爽やかなレスポンス。表紙の人なつこい感じにひかれて購入したのが『M@DAGE』という同人誌。これが説明しすぎだったりするのだけど、好きな風味の小説ばかりで、なかなか良い同人誌だと思いました。
昼過ぎに、やたらおなかが空いてしまったので秋葉原をあとに。家の近くで、中華を食べた。で、家帰って「d.v.d」のDVDを観たら、のけぞった。ぐわぁ。おもしろい!
『VECTORS』(大谷能生×木村覚×佐々木敦)
『佐々木敦ティーンエイジ赤面作品集』(佐々木敦)
『スポンジスター』(ブルボン小林編集)
『書評王の島』(豊崎由美×書評講座受講生)
『吉田アミは書きました』(吉田アミ)
『$HYPER』(小笠原鳥類、村上子、泉智也)
『木曜日No.23』(上野ゼミ同人誌)
『リブリレvol.10』(早稲田大学現代文学会)
『M@DAGE』(幸田龍樹、田高利、麹弘人)
『文芸誌の一年』(森田真功、佐藤克成)
『VECTORS』はおおむね読みましたが、話題が音楽、演劇、コンテ、美術、文学、現代詩などなど多岐にわたり風通しがよくて面白いです。しかしこのボリューム、文字起こしや校正はハンパなく大変だったろことが容易に想像できます。『佐々木敦ティーンエイジ赤面作品集』と併せ、がしがし読みます。HEADZのブースで『$HYPER』と『吉田アミは書きました』も購入。『スポンジスター』は金剛地武志インタビューとブルボン小林の長編評論が面白そう。『書評王の島』を買おうとしたらなんとブースに豊崎由美ご本人がおられて、サインとかチョロ欲しかったのですが自分、シャイなオッサンなので無理でした。会場でお会いした河村さんにご挨拶し、お世話になっている「早稲田文学」ブースの学生スタッフのみなさんにご挨拶して、2Fを後にして1階へ。
上野ゼミ『木曜日』のブースで見本を手にとったら「あ、去年も一昨年も買ってくれた人だー」と、いち購買者である私を覚えていてくれたらしく、なんとなく嬉しい気分で最新号を購入。私、あんまし特徴のない人間なんですが。文学フリマこういうのがいいっすよねぇ。
でいろいろなブースをグルグル見てまわっていたら「50円」という値札を出しているブースがあって、どんだけ謙遜してんのか、どんだけ読んで欲しいのか知らないけど、とても「50円」では刷れそうにない冊子であったので「50円じゃ赤字じゃないの?」とブースのメンズにうかがったら「はじめから儲けは考えてないのでいいのです」と爽やかなレスポンス。表紙の人なつこい感じにひかれて購入したのが『M@DAGE』という同人誌。これが説明しすぎだったりするのだけど、好きな風味の小説ばかりで、なかなか良い同人誌だと思いました。
昼過ぎに、やたらおなかが空いてしまったので秋葉原をあとに。家の近くで、中華を食べた。で、家帰って「d.v.d」のDVDを観たら、のけぞった。ぐわぁ。おもしろい!