DVD『スカイフィッシュの捕まえ方』を見た。これがきわめて面白い。「スカイフィッシュ」なる言葉をご存じない方のためにまず、それについて補足しておきます。
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【スカイフィッシュとは?】
1995年、ビデオ編集マンのホセ・エスカミーラがビデオ映像のコマ送りの中で発見した未確認生物(UMA)。アメリカをはじめ世界中での発見が報告されている。棒状、ヒレのようなものがついていおり、一見水中の生物のような形状。80km~300kmで飛行することから、肉眼で見ることは非常に困難だとされている。ビデオの映像上でしか姿が見られない未確認生物(UMA)。
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スカイフィッシュの正体やその存在については諸説あるらしいが、このDVDにおいて、それは問題でない。未確認生物スカイフィッシュの捕獲法のHow toビデオ形式をとったこの作品。ここで笑ってください!みたいな判りやすい笑いを極力排した演出の忍耐強さというか丁寧さがめちゃカッコイイ。もちろん爆笑の連続なわけですけれども。
関西の深夜番組『発熱!猿人ショー』で、「コギポッタン」という未確認生物をあつかった大変面白いスケッチがあるのですが、この「コギポッタン」はフィクションの未確認生物であり、形としては『水曜スペシャル』のパロディーといった雰囲気。センスあるナンセンスの連続で笑わせてくれます。笑いどころ満載の爆笑スケッチです。
『スカイフィッシュの捕まえ方』を見て「コギポッタン」を思い出し、この二つの笑いの質がぜんぜんちがうなあと思ったわけで。それは優劣の問題でなくて、ただただ、ぜんぜん違うと思った。かたや笑いを抑え、かたや笑いを押し出す形。どっちも面白いんですが色々あるなあと。
『スカイフィッシュの捕まえ方』は誰一人として有名な人がでていない(私が不勉強でしらないだけかも)。無名性だけが可能にする笑いというか。これをもし、名のとおったコメディアンやタレントが演じたら、これほど面白くならなかったんじゃないかな、と。というかこれに出ている役者さんらの演技がリアルで上手いんです。スカイフィッシュという「目に見えないもの」を中心に、マジメに繰り広げられる、工夫、アイデア、道具、言説のおもしろさ、バカバカしさです。
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【スカイフィッシュとは?】
1995年、ビデオ編集マンのホセ・エスカミーラがビデオ映像のコマ送りの中で発見した未確認生物(UMA)。アメリカをはじめ世界中での発見が報告されている。棒状、ヒレのようなものがついていおり、一見水中の生物のような形状。80km~300kmで飛行することから、肉眼で見ることは非常に困難だとされている。ビデオの映像上でしか姿が見られない未確認生物(UMA)。
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スカイフィッシュの正体やその存在については諸説あるらしいが、このDVDにおいて、それは問題でない。未確認生物スカイフィッシュの捕獲法のHow toビデオ形式をとったこの作品。ここで笑ってください!みたいな判りやすい笑いを極力排した演出の忍耐強さというか丁寧さがめちゃカッコイイ。もちろん爆笑の連続なわけですけれども。
関西の深夜番組『発熱!猿人ショー』で、「コギポッタン」という未確認生物をあつかった大変面白いスケッチがあるのですが、この「コギポッタン」はフィクションの未確認生物であり、形としては『水曜スペシャル』のパロディーといった雰囲気。センスあるナンセンスの連続で笑わせてくれます。笑いどころ満載の爆笑スケッチです。
『スカイフィッシュの捕まえ方』を見て「コギポッタン」を思い出し、この二つの笑いの質がぜんぜんちがうなあと思ったわけで。それは優劣の問題でなくて、ただただ、ぜんぜん違うと思った。かたや笑いを抑え、かたや笑いを押し出す形。どっちも面白いんですが色々あるなあと。
『スカイフィッシュの捕まえ方』は誰一人として有名な人がでていない(私が不勉強でしらないだけかも)。無名性だけが可能にする笑いというか。これをもし、名のとおったコメディアンやタレントが演じたら、これほど面白くならなかったんじゃないかな、と。というかこれに出ている役者さんらの演技がリアルで上手いんです。スカイフィッシュという「目に見えないもの」を中心に、マジメに繰り広げられる、工夫、アイデア、道具、言説のおもしろさ、バカバカしさです。