Fool & the Gag

☆カテゴリを参考にご覧いただくと便利です

ヤン・ファーブル『寛容のオルギア』

2009-06-30 00:41:03 | 雑記
観てまいりました。ヤン・ファーブル『寛容のオルギア』。これまでに僕が観たステージは「性差」だとか「血」といったテーマを抽象的に掘り下げてたような印象があったのです。が、今回は外にある「フェイク・オルガスム」というテーマを広げた感じで。総じてどんな印象だったかと言えば「SODのヌキにくい作品+BANKSYのグラフィティ+コンテンポラリー・ダンス」。まあ、何のこっちゃ?ですよね。このごった煮で、奇跡的に品があり。「21世紀のモンティ・パイソン」とあるのは、オープニングのスケッチのフォーマットや、あるスケッチが時をおいて回帰してくる感触のことだろうか? 風刺と笑い? 真顔でギャグ言うとき、その表情が真顔を超えた何かになってて、その不可解な表情の方が気になって仕方ないといった印象でした。「21世紀のモンティ・パイソン」ってキャッチコピー自体に「早くイカせる」感があるけど、とにかく、むちゃくちゃ面白かったですね。音楽の使い方にシビれました。

フジテレビではこないだ「白い春」が最終回。グレイト!!
久々に海外ドラマより面白い作品でした。

で、いよいよグラフィック折り紙ユニット「cochae(コチャエ)」による個展「紙nication!!!」が7/10に迫ってまいりました(僕もちょっとお手伝い)。昨日、チラシが届いたのですが、これがまたスゴいことになっています。ここにすぐに写真を載せたいのですが、まずは実際に手にして楽しんでほしいので、写真はもう少ししてから。折り紙という薄っぺらい立体物に、文章をどうやって載っけていくか、その折りの構造と文章をどうやって関連づけるかと考えるのはたいへんに厄介で楽しかったです。コチャエさんと、彼らとつなげてくれた山下陽光さんに感謝。

コチャエさんにいくつかお渡しした新しい文章の中に『普遍的なMJ』というマイケル・ジャクソンのことを書いたものがあったのですが、その後にあの報道。偶然にも、追悼作品に。

=========================

折り紙ユニットcochaeによる、

紙+コミュニケーション=「紙nication!!!展」

会期:2009年7月10日(金)~2009年7月29日(水)
時間:9時~20時
会場:生活工房ギャラリー(3F)/三軒茶屋
※会期中無休、入場無料

=========================

折り紙ユニットcochae
http://www.cochae.com/

生活工房ギャラリー(三軒茶屋)
http://www.setagaya-ac.or.jp/ldc/

最新の画像もっと見る