風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

極上の味・漢方アヒルの水炊き

2009年08月10日 | 韓国の旅
韓国3泊4日の旅の途中で、
ツアーコンダクターに希望を聞かれました。
「アヒル料理が食べたいデス!チャングムにも出てきた…」

(母の親友でチャングムの師匠、ハン参宮が故郷のアヒルを使って
料理をするのですが…陰謀によって大変な事件に発展します)

嬉しいことに、リクエストに応えてくれることになりました。
ソウルから、高速道路で北上してお店に着きました。

薬膳料理の「アヒルの水炊き」です。
しばらくすると、お鍋が運ばれてきました。
あの独特な漢方薬の強烈なニオイがします。
なにやらいろいろな薬草が入っています。

何が入っているのかとても気になります。
韓国語の話せる人に聞いてもらうと、
お店の人は「あとで」と言って席を離れました。
無理もありません、忙しそうでしたから…。

少したってから私達の席に
来てくれて説明してくれました。

ファンギ・タンギ・インサム(人参)
オムナム(肉を軟らかくする)・パム(栗)
カシオガピー(木の皮)・テチュ(ナツメ)
オミチャ・クギチャ・カンチョ(甘草)…
サンゲタンで用いる漢方もあります。
10種類は入っているようです。

お鍋がぐつぐつ煮立ってきました。
さあ~食べごろです。
お肉の美味しいこと、とっても柔らかいのです。
食べきれないほど沢山入っています。
体が熱くなり、汗が噴き出します。

アヒルの肉はチキンに似ています。
癖がないので、沢山食べられました。
サンゲタンも美味しかったけれど、
アヒルの水炊きはそれ以上…極上の味でした。

韓国の薬膳料理を堪能することができました。
おまけに3種類の漢方をくださったのです。
感謝・感謝の1日でした。

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