東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




「ソーシャルメディア」っていうとTwitter(ツイッター)かmixi(ミクシィ)が思い浮かぶと思うのです。これまで新聞や雑誌、テレビでも取り上げられてきたから、さすがにこの2つは知っていると思う。ただこの両方のソーシャルメディアに言えることは「巨大すぎて逆にピンとこない」ということ。静岡県もそうだけど、圧倒的多数の人たちが働く「地方の製造業」、そこで仕事をする人たちからすると、「つぶやきの共有」とか言われてもぜんぜん意味不明だし、やってなくても困らないというか、困っているとしても、Twitterやmixiで目の前の課題が解決できるとは思えないっていう風に考えてしまう。よほどうまくやっている一部の企業を除けば、それは実際そのとおりだと思う。

そうではなくて、もっと小さなソーシャルメディアに注目してみてほしいのです。たとえば「社長ブログ」。一般的に言えば日々の読者は何百人とか、場合によっては何十人という状況かもしれないけど、それも立派な「ソーシャルメディア」です。社員がmixiで仕事に関連するコミュニティーを立ち上げていれば、それもやはりソーシャルメディア。お客様やビジネスパートナーとSNSを立ち上げて活用していれば、それも最小のソーシャルメディアかも。規模は小さくてもいいので、自分たちの仕事に直結するようなソーシャルディアをもっていること。これがこれから重要です。Twitterやmixiは、情報収集の場、出会いの場であると同時に、そういったソーシャルメディアでコミュニケーションするための流儀を習う場として取り組んでおけばいいと思う。

iPhoneやiPad、たぶんandoroidもそうだけど、これらの機器の普及は、これから無数に立ち上がる「影響力のある、小さなソーシャルメディア」を支える強力なプラットホームになると思う。iPhoneなどのスマートフォンのインターネットは、PCインターネットに比べて、インターネットの利用者をさらに増やし(ビジネスマンは一人一台までいくと思う)、より身近に いつでもどこでも閲覧できるようになっていく。そしてソーシャルメディアの方も

・よりリアルタイム性が高まる
・動画など、より魅力的なコンテンツが付加される

など、いままででは考えられないくらい進化していく。mixiやTwitterのように「何百万人」などという閲覧者は必要なくて、何千人とか、何百人でもいいんだけど、そういう一部の人たちにとっては「NHKよりも勉強になる」とか「朝日新聞より影響を受ける」と言われるようなメディアになる、そう言われるようなソーシャルメディアをもつことは、これは地方の製造業にとっても重要なことだと思う。



猛暑が続く日曜日。日差しが強くて、色のコントラストが強烈で、夏っぽいですね。



ヨメさんと近所のミスタードーナツにでかけて、ドーナツとアイスティーをいただいたり。

いずれにしてもiPhoneやiPadが、ソーシャルメディアの可能性を大きく広げることは間違いなさそうです。


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