東京日記
静岡県焼津市と東京秋葉原を拠点に活動する(秋葉原の居住は2018年12月14日まで)IT企業経営者松田敏孝の日記です。





お盆なので実家に行きました。焼津の一部の地域(多分、焼津市焼津・本町・栄町・城ノ腰、鰯ヶ島あたり)では7月がお盆です。8月の中旬は焼津神社のお祭りがあるからだと思います。

お盆って、地味だけど全国的な風習ですよね。迎え火を焚いて死者を迎え入れ、だからお盆の間は死者が家にいることになります。実家でも昨日迎え火を焚いたようです。「死んだ人が、どこの家だかわからなくならないように火を炊くの」というようなことを子どもの頃にオフクロから聴いた記憶があります。そういう世界観は、子どもですからよくわからないですよね。実家は父親は三男だったし、オフクロは10人兄弟の末っ子ですから、いわゆるお爺さんお婆さんと同居していたり、仏壇があったり、とか、そういう家ではなかったので、死者という存在が身近ではなくて、だから余計にピンとこなかったのかもしれません。

昨日、NHKでリリー・フランキーが司会をしている、カバーソングを歌う番組で、知らない歌手が「夏は、アクティブで開放的なイメージがあるけど、一方で死者と隣り合わせのような、そんな感覚もある」みたいなことを言っていて、「なるほど〜」とか思った。だけど、その歌手が、あのキャンディーズの名曲「夏が来た!(アップテンポの明るい曲です)」をアコギ1本で、しぶ〜く、暗く歌ったので、「そりゃ、ちゃうやろ!!」みたいに思ったのですが、ま、そのことは置いといて。

オヤジには、サンロフトは今は3社の企業グループになっていて、さらにグループの拡大を目指すこと、自分は6月に会長になって社長は雄君(← 多分オヤジは知らないだろうなぁ)が引き継いだこと、これからはAI、ブロックチェーンが最大成長分野でサンロフトグループ全体でその分野の新規事業を立ち上げていくこと、等を伝えました。多分、孫ができて自分とヨメさんが爺さん・婆さんになったことはヨメさんが伝えたのではないかと。相変わらずオヤジと自分の会話は仕事のことオンリーです ( ´ ▽ ` )ノ 。それからオフクロはまだまだ元気でよかった。耳がちょっと遠いけど、全然ボケてないし、笑顔もいいです。何度も何度も「ありがとう」って言ってくれて、心が温かくなりました。


兄貴夫婦が林叟院さんから帰ってきて、お嫁さんがお茶とおはぎをだしてくれました。これもお盆の風習ですよね。
8月になると高校野球が始まり、全国的にお盆で、帰省する人多数、終戦記念日、昭和的な風景が広がります。灯籠流しがあったり、女の子は浴衣で出かけたり、そういう全体としての、日本的な風景が、自分は好きです。そういうことを好きと感じる気持ちのことを「郷土愛」と呼ぶのだろうか? ま、いいと。いよいよ日本の夏、本番ですね。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 札幌の休日   
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。