トーマツ税理士法人さんから和田先生と大石先生が来社してくれました。サンロフトとS’PLANT 2社の2023年度(2023年4月〜2024年3月)の決算報告をしていただきました。自分とS’PLANTの社長の繁田さんとサンロフトの経理部長の大橋さんと3人で対応させていただきました。
サンロフトでは「システム開発案件の外注費が昨対36%も増加して営業利益を圧迫したこと」が問題視されました。原因は円安によるオフショア開発の費用高騰などいろいろありますが、最大の理由は「お客様からは請負契約(全体の価格が固定)で受注し、外注さんには準委任契約(月額のみを固定し、期間が延びればその分継続的に支払う)で開発案件を行なっていることです。今後は「請負契約」のところを「アジャイル型開発契約」に変えていくことが望まれます。ノーコード・ローコード系の開発ツールを駆使していく場合はなおさらです。その方がお客様にも「スピードと柔軟な対応」をお届けできそうです。取り組みます。AI系の受託システム開発は順調、ブロックチェーン系の自社商材システム開発は継続して取り組みます。23年度は経費で落としていますが、24年度(今期)からは資産計上され、減価償却が発生してきます。NFTの収益化を急ぎます。
S’PLANTは売上高も営業利益も一直線に右肩上がりです。社長の繁田さんの求心力も素晴らしいです。24年度の課題は自社開発システム商材の強化、販売増加に取り組むこと。ストック収入を増やすこと です。すでにその布石は打てているし今期はさらに楽しみです。
これでいよいよ来週はサンロフトの株主総会。その後直ちに臨時の取締役会の開催と続きます。