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東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




久しぶりに真剣に将棋を考えましたが、いいものですね。メッチャ楽しかったです。
今日、大内君が来るっていうので、10何年ぶりくらいだと思うけど、将棋盤を出して
きました。ホコリだらけで、表面的にも汚れてしまっていましたたが、それでも
できるだけ磨いて対局に備えたのでした。


大内君は立教大学時代の同期。同じ将棋部に在籍して「4年間、同じ釜のメシを食った」仲間。
今では立派なマラソンランナーで、フルマラソンも走るとのこと。今日の焼津みなとマラソン
でハーフマラソンに参加するっていうので、「それじゃ、その後、久しぶりに一局やろう」と
いうことになりました。


iPadのアプリでチェスクロックアプリがあったので、昨日急遽ダウンロードして
おきました。便利な時代になったものです。そのアプリを使って、
持ち時間は各15分、使い切ると1手30秒に設定しました。


振り駒の結果、先手は自分、後手が大内君にきまりました。
7六歩 3四歩 6六歩 3五歩・・・。いきなり・・・。
ゲェ〜って感じです。なんと相振り飛車模様。「10何年ぶりに会って
いきなりこれかよぉ〜」って思ったけど、
7八銀 3二飛車 6八飛車 と進んで相振り飛車になりました。
その後、自分は美濃囲いから矢倉へ、大内君はなんと穴熊。またしても
ゲェ〜って感じです。でも段々思い出してきました。
昔からそういうヤツだって ( ´ ▽ ` )ノ 。

上の写真は中盤戦。角交換から、先手が4三角成と馬を作った
ところ。ここで、後手大内君が指した手は?

1三桂 でした。タダ取られそうな桂馬を早や逃げして、将来2五桂で攻め
にも使えそうです。大内君らしからぬ(?)スジのいい軽妙な手でした。


更に進んで局面は終盤にさしかかっています。手番は先手、自分の番です。
ここでは2五銀と桂を取り、同歩 1四龍だったと思います。
「6四桂が打てれば勝てそうだ」と思っていたのですが、2五銀だと銀を
相手に渡すので、9三歩成を選んでしまったのです。以下、同歩 6四桂と
進みました。

ここでは大内君の方にも9九飛車成などの手があり、端攻めを催促させながら
入玉に持ち込む手もあり、多岐に分かれる難しい局面でした。35年前の彼なら
「将棋は体力だ!」と叫んでそういう手を選んだかもしれません。50いくつに
になって、お互いそれなりに枯れてくれていてよかったです ( ´ ▽ ` )ノ 。


自分の7二桂成に対して大内君は3七歩と打ってきました。これが詰めろに
なっていて、思いのほか厳しい。ただ、この局面では後手玉に詰みがありそう。
しかし、持ち時間の15分はここではお互いとうに使い切っていて、30秒将棋。
攻めるのか、守るのか?と言っても守りはなさそうだ。で・・・。

と思ったとき、持ち時間が切れてしまいました。がっくり・・・。
でもルールはルール。大内君の勝ちです。残念です。
こちらの局面を先にfacebookに投稿しておいたところ、同じ立教将棋部の
後輩の篠原B君から
8二金 同金 同成桂 同玉 7一角 同玉 5一龍 ですね
というメッセージが大内君のところに入ったそうです。確かに!

この寄せは残念ながら自分には30秒では読めなかったです。
それにしても、まさしく1手違いの大激戦。久しぶりに(マジで、30年ぶり
以上)将棋で思い切り頭を使い、楽しかったです。


対局の後はヨメさんも一緒によし寿司さんへ。ヨメさんとは学生時代から
付き合っているので、その頃から大内君のことはよく知っているわけで、
こういうときは、すぐに話しに入れていいですよね。
山一(やまぴん)さんとか伊藤さんとか椋露地さんとか早野さんとか、
名前が出ても、みんな知ってるんだよね。

「立教将棋部で最強の人ってだれだろう?」
「最強の人? 最狂の人?」
「ま、後者の方は置いといて・・、大内も候補の1人だし (^_^;) 」
って感じで、屈託のない話しで笑っていました。


とても楽しい1日になりました。大内、どうもありがとう。
また時間を作って、たまには会おう!



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