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東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。





葛飾北斎は江戸時代に活躍した芸術家。人物、風景、動物、植物、架空の生き物、自然現象にいたるまで森羅万象を描いた人です。90歳で生涯を終えるまで残した作品は3万点以上。頻繁に引越しており当時の著名人住所録では「住所不定」と記録され、画号も30回以上変えていたとのことで「北斎」を名乗ったのは39歳から、「葛飾北斎」は46歳から50歳のときだそうです。いずれにしてもその生活は相当破天荒な人だったようですね。今回のお芝居は葛飾北斎没後、残った2人の異母姉妹(67歳と57歳という設定)が江戸下町の長屋から取立人に追われるようにして、旅に出るところから始まります。

厚木文化会館にて。扉座の看板女優 伴 美奈子さんと中原三千代さんが、2時間半に渡る大作芝居を圧倒的な存在感で引っぱっていきます。もちろん扉座豪華キャスト全員で、笑いあり、涙あり、素晴らしい演出ありで、思いっきり楽しませてくれます。今回のお芝居も、本当に楽しかったです。どうもありがとうございます。

今回も元祖松田ファミリー4人での観劇。上の写真は次男が撮ってくれたので、ファミリー3人と作家であり、演出家の横内謙介さんと一緒に写真を撮らせていただきました。思い出に残ります。写真を撮りたい人が大勢いらしたので、今回は次男は写っていないままですが、ま、それは置いといて。



横内謙介さんも還暦を過ぎたそうなのです。多分、ぼくが扉座の芝居を観るようになって30年くらいたっていると思うから、そうなるのでしょうね。役者さんたちもみんな歳をとってきました。今回の興行をW主演の伴 美奈子さんが「扉座形見分けシリーズ」とおっしゃったとのことで、横内さんは「長く活動を共にしてきた座員を中心に、新たな主演作品を順繰りにプレゼントしていく」とのことですが「生前贈与なので形見というのはどうなのよ」とおっしゃっています ( 笑 ) 。で「金品は渡せそうにないので、これらを形見のように受け取ってくれることは光栄です」と。

カッコいいです!!さすが芸術家。自分も「金品じゃないけど、形見のようにみんなが受け取ってくれるもの」を生前贈与していきたいって思いました。でも、その「もの」ってなんだろう。ま、ゆっくり考えよう。

扉座の皆さん、今回も大感激でした。どうもありがとうございます。


厚木で観劇の後、帰り道は東名高速道路下り線 駒門PAにて夕食。こちらのレストラン・売店はマジで充実していて美味しいのです。


最後に北斎の言葉を。
「70歳前に描いたものは取るに足るものなし。・・・100歳でやっと望む境地に至るだろう」
励まされます。自分も100歳まであと33年。ビジネスの境地を目指して頑張ろう!!と思ったのでした。

それから、扉座との出会いは、藤野先生のおかげです。藤野先生、今日も、本当にどうもありがとうございます。心から感謝しております。


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