味わい一筆

季節感ある暮らしをいっしょに楽しみましょう

残していて、よかった

2015-08-11 09:48:12 | 暮らし・ライフスタイル

 

 

 

 

 

 

この便利な時代、世のなか必要なのは、「料理と掃除と整理」、書店にはそれらの本がずらりと並んでいる。特別な学科を専攻しない限り料理も掃除も整理もそう深く学ぶことはない。いろいろな情報や親や先輩たちからの聞きかじりで皆頑張っている。

 

料理も掃除も整理も一応何とかこなしているが、どうしても私は物を残したいタイプで、身の周りの物が大切なものに見えてきて仕方がない。汗を流しながら仕分けし、整理整頓してもそれぞれがいつか生かせる時がくる、いつか生かしたいと思って、また仕舞う毎日だ。

 

先日、フラダンスのボランティアの際、ステージ衣装にすぐ着かえるのでと簡単なTシャツにハーフパンツ姿で出かけたら、「家を出る時からのムード作りが大切」とのアドバイスを受けた。

 

家の人に、今日はいつもと違う日ということを気付かせ、また反省会に招待されることもあるので、その場にふさわしい華やいだワンピースを着てくるということだった。

 

勿論、今持っているものを生かそうと家の中を探した。もう着ることはないかもしれないと思いつつ残していた、それらしきものが見つかった。

30年以上も前の少し派手なワンピースだが、ハワイアンムード作りのためと思うと60代の私でも楽に着られる。羽織ってみると、なかなか似合った。

 

明日からお盆明けまで、小学生の里親になる。児童相談所との打ち合わせや面談も終わり、今準備の真っ最中だ。子育て中、子どもが使っていた食器や浴衣を残していてよかった。きっと、可愛いいえくぼの笑顔が見られるはずだ。

 

どうしても物を残したいタイプの私、多方面のボランティアに生かせるとなるとますます収納に磨きがかかりそう。  ( ;∀;)