或るひとつの記録

昔と違い、最近は完全に子供のために生きています。

神との遭遇の総括

2005年09月11日 01時42分36秒 | Weblog
投票日前日の今日は、最初は一人で神とお会いしようと思っていた。
しかし、毎週末遊んでいる同期の女から「又吉の演説観に行かない?」と誘われた。
もちろん快諾。
やっぱ感性が合うわ、こいつとは。
って年上だけど。

15時に下落合に神は舞い降りる予定であった。
しかしだいぶ前に到着してしまう。
仕方ないので公園で二人でアイスを食いながら、又吉信者が集結する様子を眺めてた。

15時過ぎに神はやってきた。
自ら運転する車に乗って。
天から光臨する派手なパフォーマンスを望んだが、もちろんそんな金が無いのわかってる。

神の演説は主に4つに分けられた。
1.金を第一に考える社会の否定
2.マスコミの資本主義化の否定
3.婦女子の破廉恥な服装の否定
4.子供の資本主義化傾向の否定
である。

これらをもっと知りたいやつは神の公式ウェブサイトを見よ。
俺は今日も少し酔っているので書くのがめんどくさい。


演説の途中、神に相対する悪魔的存在が現れた。
与謝野馨である。
なんと神の演説を邪魔するかのように選挙カーで通り過ぎたのだ。
しかし神はそんな与謝野を一喝した。

「与謝野ー、腹を切って死ねー!!!」

実際に生でこのお言葉を拝聴することが出来て、思わず卒倒しそうであった。

もちろん神のこのお言葉は、皆を笑わせようと思って発せられているのでは無い。
神ならではのお考えあってのことだ。

日本で年間自殺者は3万人を越える。
そのうち4割にあたる、12,000人は金銭的困難による自殺者であると神は云う。
これは現在の政権のせいだ。
その人々を自殺に追い込んだのは小泉、与謝野のせいだ。
自殺に追い込んだというのは、人殺しと相違ない。
そんな人殺しは日本男児らしく腹を切って死ぬべきである。
それが神のお考えなのだ。

もちろんこれは神にお考えの一例に過ぎない。
神のお考えの全てを知るにはウェブサイトを閲覧するか、神の選挙事務所を訪れるしかない。


神の演説に感涙した俺は、演説後、神との対話を試みた。
神は快く応じて下さった。


純粋に社会的弱者を救済しようとしている神に、貪欲に悪を断罪しようとしている神に、明日はどんな国民の審判が下るのだろう。