アップル社の携帯電話「iPhone」の販売数で苦戦といったニュースも流れる中、グーグル社の「Google Android」を基本ソフトとして採用した携帯電話「T-Mobile G1」が発表されました。日本での発売は未定ですが、今後に注目です。



【編集長のもうひとこと】

「iPhone」もそうですが、こういったものは実際の製品を使ってみないと正確な論評はできないものですが、それでもグーグルが開発した携帯電話向け基本ソフトを搭載した製品が出た、というのは興味深く、実物を触ってみたいものです。

実際、「iPhone」も日本語入力に難点があるといわれていたのですが、先日、発表された「iPhone 2.1」というソフトウエアによって、かなり改善されたと聞いています。そういう意味で、ソフトウエアで勝負をするという発想の「Google Android」にも期待していいでしょう。


iPhone2.1 での日本語入力

ただ、日本の携帯市場は特殊なので、なかなか突出した成功は難しいでしょう。それでもグーグルやアップルが国内に閉じこもっている日本の携帯市場に新しい風を送ってくれることは間違いありません。