なんてことはない

つまらないことことですが

認知症のこと

2016年03月20日 | 日記
実は認知症のテーマは約20年考えてきたことです。

認知症の詳しいことはたくさん書籍が出ていますので、これを読んでくださる方はよくご存じのことでしょう。神経変性のアルツハイマー病が認知症になる原因の一つ病気であることはご存知の通りです。

研究開発もすごい勢いで進んでいますから根本治療薬も間もなく出そうな気配がします。しかし、まずは発症を少しでも予防できれば・・

アルツハイマー病の発症予防(一次予防)ということが、私の最大の関心事でしたのでそれについて書かせていただきたいと思います。

まず、発症に関わる因子を3つに分けると
1)遺伝子因子
2)食事・栄養・運動の成長因子(生活習慣因子)
3)社会・経済的因子

このうち1)は遺伝子治療が出来るまでどうしようもない。3)は例えば、独居で貧しければ脳も体も不活性になりますから発症リスクが高くなる、ということです。
2)だけは何とかなりそうな因子でありますので、ここに的を絞って考えていました。

運動は唯一エビデンスが確かなことです。問題は食事と栄養、この常識が怪しいと気付いてから考えてきたことですが・・あれやこれや食べなさい、と言ってもお金がないと満たせません。だいたいそんなに食べる必要があるのか?という疑問を感じています。

安い材料で、これだけは食べましょう、というメニューが必要だと考えていました。

茶外茶もその一つです。キハダ茶はウコン並みに有望だと思っているのですが・・これにまだエビデンスはありません。げんのしょうこと鉄瓶の組み合わせもそうですが、これにも全くエビデンスはありません。
食事以外のものから、予防効果に可能性がある有望な成分を日常的に取り入れるために茶外茶の利用を考えて試してきました。

問題は食事です。

減農薬玄米を選んで、三ぶつきを鉄なべで粥状に炊く。これが一番安価で有望な主食だと思います。しかし、これにもまだエビデンスはありません。

おかずは調理の手間を省いたものをベースにして考えます・・

旬の野菜(出来るだけ無農薬)で一度に大量を作り置き調理する。梅干しと乳酸発酵野菜の漬物、魚はみそ煮の缶詰を常備品とする。
このベースに、旬の海の幸、山の幸、肉料理を一汁または一皿にしたメニューが良いと思っています。

そして、一番大切な点は一人で食べないこと、宅配事業ではダメだ!歩けないなら仕方がないかも知れませんが・・

地域の公民館でもいいでしょう、そこに独居の高齢者が朝に集って食事をする。独居老人は急激に増加します。独居でなくても高齢者なら該当者です。その食事は元気なお年寄りが作ってあげたらいいと思います。なので手間を省いたメニューにします。

公民館まで歩けば良い運動にもなります。片道1Kmとして往復2Km、7日で14Kmの歩行運動になります。そして、声を掛け合って集まれば会話も出来ます、毎日同じ会話でもいいのですから。また、この食費はお年寄りの収入を勘案して組合組織として徴収すればいいのでは、と思います。

若い人が上げ膳据え膳するのはもう止めた方がいいでしょう、このままでは介護保険制度が必ずや破綻します。
どなたかの目に留まって、より良く実践していただければ幸いです。
最後までお読みいただき有難うございます。
(私のブログは、このテーマで終了致します。)

あとがき
訂正しました。朝夕と書いてしまいましたが、朝だけです。
一日の朝食だけです。
食事レシピを考える前提として、まず便秘を解消しておかないとなりません。
便秘があると食事の効果が出ないでしょう。便秘の酷い人は、やはり消化器科で検査をいただいて、便秘の治療から始めて下さい。
あれもこれも食べないとダメではなく、外せないものだけ考えてメニューを考えましょう。
積極的に食べる野菜は、春はわらびと芽吹きの山菜、夏は完熟ミニトマト(大・中玉生食用ではないこと、加工品トマトケチャップ、トマトピューレは良い)、秋は様々な色の濃い野菜がある、冬はカイワレ大根もやしなどスプラウトに、芋、ゴボウの根菜類で色を加える・・安くて安心な旬の色の濃い野菜を十分に食べる。
一年を通じて、梅干しや乳酸菌発酵漬物を添える(唾液も出ます)。
炭水化物は身体活動量によるので一律に出来ないが、齢者ならお茶碗1つを基本とする。腹七分として、次の食事の前にはお腹が鳴く量が適量。
タンパク質は大豆たんぱく・納豆・高野豆腐など。動物性は魚から、特に寒い海を遠洋回遊する青魚が良い(n3比が高い)、ししゃもはノルウェー産で良いでしょう。メニューに魚がない時は、海苔の佃煮や卵を加える。
卵は生卵で使う部分は黄身だけとして、全卵ならだし巻き卵が高齢者でも喉越しが良いでしょう。
貝類、タコなど海のものは亜鉛の補給にとても良いが比較的高い食材になるので、マルコメ味噌の業務用アサリやシジミの味噌汁は安価で便利です。味噌汁はこれに豆腐などの具材と薬味を加えると良い。塩気は注ぐ湯の量で各自の好みとすれば良いでしょう。野菜が多ければ減塩を強制する必要はないと私は思います。
美味しく感じないのもは食べ残すだけでしょう。
調味料は、すりゴマ、ショウガ、刻みネギなどを薬味として味と旨味を増強する、薬味の使い方は大切です。

右目と左目のこと

2016年03月20日 | 日記
アメリカの大統領選挙の論戦をニュースで見ていると、あの国の抱える問題がはっきりと見えてくる。それは国民にとって良いことだ。トランプとクリントン、パロディーの批判も見ていて面白い。これが的を得ていてユーモアのセンスもいい。

人間の五体は右手と左手があってそれが協調して便利に使える、物だって上手に作れる。右足と左足、交互に動かすことで前に進める。特に、右目と左目は大切だ。見ている世界を立体視できるし、対象物の距離の遠近感が右目と左目の両方があることで分かる。

トランプが右目ならクリントンが左目、双方がちゃんと働くからたぶん国民は正しい落としどころが判断できるのだろう。

この国はどうだろう、政治政党だと気を悪くされるだろうから・・言論の自由で、政治色の強いものなら、右目は言論TVの「右向け右」WiLLこれは絶対に右目だ、そうちゃんと言ってますから。左目は赤旗か?党員が購読する機関誌なので一般言論ではないから・・右向け右がけしからん新聞と言う朝日新聞ぐらいを左目として、両方の目で見ると結構この国も立体的な世界で見えるから分かりやすい気がする。

目は、少し離れた視点の角度から同じ対象物を同時に見る。それで3次元の外の世界を知る体の大切な器官なのです。

右手と左手が協調しないと良い物は作れない、右手が資本主義の金を集める手なら左手は社会保障制度で分配する手、右足だけが憲法改正で前に出過ぎても、左足が硬直して動かずにいては歩くことが出来ない。ましてやいざ闘う時には体の足さばきが一番大切な体の動作になる。

ものには右端と左端が必ずある。船に乗っている人が片方だけに集まれば転覆する。バイクでもスキーでもまっすぐに走っていて障害物があれば片方に体の重心を移動して安全な方向に曲がることで回避できる、しかし、傾き過ぎるとコケて怪我をする。バランス感覚が必要でしょ。そして、速いものほど大けがをする。速いものほどバランス感覚が大切でしょう。

何より、片目をつぶって歩くと段差や距離が分からず蹴躓いて転倒する。転ぶと体が痛いんだなあ。間違っても右目が左目、左目が右目を潰しちゃいけない、それしたら必ず蹴躓いて転ぶんだから。

言論の自由は無責任なことを好き勝手なことをいうことじゃない。右と左の言論が自由に言えること、そう考えると分かりやすいですよね。