いいのか悪いのか、30過ぎると結構な数の結婚式に出ている。
こないだはイトコの結婚式。
未婚の私と妹には、着物要員として、親戚から何度も出動要請がかかる。
朝早くからの着付けとアタマのセットはつらかったけど、
かなりいい天気だった。
外で何枚も記念撮影したので、
着物人はもう汗だくだく。
いつもより濃い目の化粧が流れ落ちそうだったぜー。
さて、ゴハンをお披露目しましょう。
↑前菜 立てられたネギをどう食べようか迷った
↑フォアグラさん おいしー
↑お魚は鱸(スズキ)さん クリーミーでおいしー
↑お口直しのシャーベット 半分くらいの上げ底でビックリ
↑お肉 牛肉の付け合わせのエリンギっておいしーい
唐揚げは新婦の好物らしくって、新郎が自ら揚げてました
パンもおいしかったなー
着物なので苦しかったけどさ。
後で聞いたら、ここ、かなり人気の式場だったらしい。
窓が多くて日がたくさん差し込んで、
芝生もよく手入れされてたし、
スタッフさんの愛想も良かった。
「マーガリンのおかわりくださーい」
とお願いしたらすぐ持ってきてくれて、
「気がつかず、大変申し訳ございませんでした」
と丁寧に言われ、こっちが恐縮しちゃいました。
ただ、司会の人が泣かせよう泣かせようとするのがやだった。
でも私みたいな冷めた人はきっと少数だから、
やっぱりああいう方が受けるんだろうな。
だってみんな泣いてたし。
ああいう演出はいやだな。
普通にしてたって感動するもんじゃん、結婚式って。
わざとらしいとなんかいやだ。
新郎の友人の余興は、多分初めてやったんだろうなこういうの、
恥ずかしさと勢いがごちゃまぜになっちゃって、
大事故の様相だったけどね(笑)。
イトコ(新郎)は本当にいい子で、
最期の挨拶では感極まって泣いちゃって。
行くたび思うけど、新郎が泣いちゃう式ってなんかいい。
自分の時にも、だんなさんには泣いて欲しいなあ。
果たしてくるのかその時は。
↑テーブルの上のお花をラッピングしてくれました かわいーい
それでは、ちょっとだけ我々の着物姿を。
着付け:おかんの親友の美容師かずこさん&娘のちーちゃん
髪:妹の親友のゆみっぺ
↑妹 この着物を私が着ると「七五三になる」と言われた
↑私 帯は借り物 着物はおかんの若いときの
↑あたまかわゆいでしょ ゆみっぺサンクスー
逆毛を立てると即死の私の髪。
ワガママ聞いてくれてありがとうゆみっぺ。
家から式場まで車で1時間。
つらかった。
特に行きは着崩しちゃいかんと思って、かなりつらかった。
全身筋肉痛。
整体の先生とこ行ったら、
「着物を着ると姿勢が良くなるので、慣れてない人はつらいですよね」
だって。
普段姿勢が悪いって言われ続けてるから、自分が悪いんだけどねえ。
反省。
おかんの姉ちゃん「よしえちゃん」のダンナさんの「きよしくん」の
体調がかんばしくない。
ので、ちょっと遠くの大きい病院に連れて行ってあげる。
6時起き。
朝がめっぽう弱い私にとっては結構キビシイけど、
よしえちゃんもきよしくんも大好きなので、わりと平気。
私のことを好きな人に、私はとっても優しい。
しかし初診なうえ紹介状ナシということで、
お昼頃ようやく診察。
色々検査して、終わったのは2時過ぎ。
元々体調の悪いきよしくん、ぐったり。
でも病院のレストランでカレーが食べたいと言ったのでビックリ。
そして先ほどようやく帰宅、
というか会社に用事があったので、今会社。
どうせ欠勤扱いなんだけどね~。
病院に行く直前に、病院嫌いなきよしくんは、
「あれ、なんか治った気がする」
とか言ってたそうです。
んなあほな。
石を彫るお仕事を何十年もしていたきよしくんの肺には、
もう取り除けない石の削りかすがいっぱいたまっているんだって。
時々、咳が止まらなくなって、息が苦しくなるって。
うまく付き合っていくしかない病気なんだって。
最近、私の大好きな人たちが重い病気にかかる。
大嫌いな人はピンピンしてて死にそうもない。
憎まれっ子世にはばかる、というけれど、
そんなのって全然納得いかんなあ。
いい人は、やっぱり苦しくないほうがいい。