さっき車に乗っていて、何の気なしにラジオを聴いてたら、
「傷ついたこともあった」
という歌詞が流れてきました。
傷つく?
なんか妙に引っかかりました。
どうして、
「傷ついたこともあった」と聞いて、
”つらいことがあったんだなぁ”と思うんだろう、と。
つまりですね。
「傷つく」というのは、元々身体的・器物的な破損をいうわけじゃない?
まぁ、比ゆ的に「プライドが傷つく」とかは言うけど。
例えばね、
「花びんが傷ついた」とか言うわけじゃない。
「自尊心が傷ついた」とも言うわけじゃない。
でもね、あの歌詞とかの場合、
何が傷ついたのか、主語がないわけよ。
「○○が傷ついた」って。
ただ、
「傷ついた」
って言ってるだけでさ。
でも、みんな、「心が傷ついた」んだって分かるじゃん。
怪我したわけでも、なんか壊したわけでもないって分かるじゃん。
それがすごいなあって。
つまりは、「傷つく」って言葉は、主語なしの単独で使うと、自動的に”心”について言ってるってことになるんじゃないかと。
ううむ、一体何人の人がこれを理解してくれるだろうか…
こんな言葉を見つけるたびに、外国人に教えるの難しそうだなーと思います。
<余談>
さっき100歳のうちのおばーちゃんのお見舞いに行ってきましたが、
ボードに貼られていた、お年寄り達の「夢」がおもしろかった。
だって、
「焼肉食べてビールが飲みたい」
これ書いたの女の人だよ!
しかも施設のおばあちゃん。
かっこいいよなあ。
あと、これ。
「一文菓子屋になりたい」
これは性別見るの忘れた。
でもすごいでしょ。
ご老人の夢とは思えないくらいメルヘンでしょ。
しかも、「一文」て!
寛永通宝1枚ですよ。
江戸時代ですよ。
ああ、もっとゆっくり見てくれば良かった。
また行って確認願います。(_≧Д≦)ノ
今度行く時は、メモ片手に行きます!