色々フラストレーションがたまっていましたが、
親友ななママとの深夜の長電話で結構スッキリしました。
そうそう、
去年のクリスマスに、きよしくん(おかんの姉ちゃんのダンナ)に
ニット帽をあげました。
きよしくんは、それはそれは喜んでくれて、
それはもう大変喜んでくれて、
どこに行くにもそれをかぶって行っていて(仕事は汚れるからダメらしい)、
みんなから褒められる度に、
「姪っ子がくれたんだー」
と自慢していたようです。
部屋の中でもかぶっていて、私が遊びに行くと頭を指差して、
「香!ほら、ほらコレ!」
とニコニコしていました。
まぁ70歳で緑と黄色のミッキーのニット帽、しかも特大黄色ボンボン付、
があそこまで似合うのは、
世界広しといえども、きよしくんくらいでしょう。
そしてそのきよしくんのトレードマークとなっていたその帽子、
こないだ久しぶりに見たら、
嫁、よしえの手厚い洗濯により半分に縮み、
なんと黄色のボンボンが取れてしまっていた。
その隣には、黄色の毛糸の玉。
あんまりきよしくんが気に入っているので、
よしえ、自らボンボンを作り、付けるつもりらしい。
本当ならもう捨てられてしまってもいいくらいの帽子、
ここまで愛されれば本望だ。
また別の帽子をあげようかとも思ったけど、
どうもそういうことでもないらしい。
あの帽子は、きよしくんにはオンリーワンなのだ。
よれよれのその帽子を見るたび、私はすごく幸せな気分になる。
私も、誰かにこんな気持ちを持ってもらえるような、
そんな優しい人になりたいものだと思う。