あっちもいいな、こっちもいいな

乳がんになって初めて気づいたこと

手術は痛くない

2007-07-05 23:17:14 | Weblog
7月5日

第二回目の抗がん剤治療の日に会った患者さんの一人は、私と同じように早期発見だった。

手術は楽だったわよねと、躊躇なくお互いに頷きあった。

ちょっとオーバーな表現になった。

抗がん剤で苦しんでいるもう一人の患者さんが、まだ手術前だったので、手術はそんなに辛くないよ、がんばってとサインを送りたかった意図もあったからだ。

先生を信じていれば大丈夫と言いたかった。

同じ日に手術を受けた女性も、抗がん剤を8回受けて、ガン細胞を小さくした後の手術だったが、手術時間も私と殆ど変わらなかった。

手術の3日後に同じように、スタスタと退院して行った。

友人のTさんなどは病院は違うが、手術の翌日退院したと聞いて驚ろいた。

最近の技術は進んでいるとつくづく感心する。

と言っても、私にとって比較できるのは10年以上前に受けた子宮筋腫とずっ~と昔の盲腸ぐらいしかないのだが。

テレビでも、最近の技術の進歩を放映することがあるが、本当に感心してしまうし、有り難いと感謝してしまう。

NHKの「プロフェッショナル」で、肝臓ガンの権威のM教授のことが取り上げられていたが、腫瘍を90個以上取り除くなんて
神業みたいで考えられない。

このようなお医者様に、めぐり合えた患者さんは幸せだが、世の中たくさん同じような患者さんはいるだろう。

どうやって執刀してもらえるチャンスを得るのだろうか。

名声を聞いて押しかけるわけにもいかないだろうし、強力な紹介でもあるだろうか?

いつも同じような番組をみると考えてしまう。