あっちもいいな、こっちもいいな

乳がんになって初めて気づいたこと

ウィッグ談義

2007-11-06 19:07:07 | Weblog
11月6日

待合室でよく会う人たちとお茶をした。

4人のうち、私を含め3人が手術をし、一人の方が放射線のみの治療だった。

彼女が3人ともウィッグと聞いてびっくりしていた。

え、あなたも?貴女も?ぜんぜんわからないワ。

おもしろい会話になった。

ウィッグ3人はどの段階でウィッグを購入したとか、いつ髪が抜け始めたかなど、関係のない人が聞いたら
何とあけすけな会話だと思ったにちがいない。

一人が言った。

私、この病気になってよかったわ。

経験できなかったことを経験したもの。

ウィッグって本当に楽なのよ。

まあ、ガンになってよかった人はもちろんいない。

みな、副作用にそれぞれ悩んでいるのだが、前向きだ。

もう一人の彼女もウィグの方がいいわなどと言っていた。

私たちはあっけんからんとウィッグの話をしていた。

放射線のみの彼女はもちろん髪は抜けていないのだが、髪が少し少なめで気にしていた。

私もウィッグにしようかしら。。

彼女は放射線のみなので一番軽いはずなのに。

ウィッグ組に圧倒されていた。

カフェから出て歩道で携帯番号に交換をしたので、もしかしたら忙しい通行人の人たちに迷惑をかけたかもしれない。

気楽にガンの話ができるのっていいわね。

年齢もバライティに富んだ4人だった。

また、知り合いができてしまったみたいだ。