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あれこれ雑記

図書館の権利宣言

2017-12-24 13:58:27 | 日記

自由というものは施政者、権力者にとっては、非常に扱いにくいもののように思えます。アメリカにとって建国の精神を疑わせる時代が幾つもあっました(当然なことですが、わが国にもありました)。ある意味では風土的条件からは、この国では考えられぬ災難がアメリカで起こりました。開拓によって発生した砂嵐のため耕作不能となり、農民が困惑し、流民となって職を求めて流離う話、即ち映画「怒りの葡萄」がそれです。
映画の原作は、スタインベックの小説です。この映画は数々受賞した名画ですが、先日図書館から始めて拝借しました。ところが、「怒りの葡萄」には、当時非難が多く、図書館から除去するところが続出しました。こうした事態に対して、図書館の読者の知的自由を守る決意として、「図書館の権利宣言」が生まれ、一九四八年アメリカ図書館協会が採択されました。知的自由、現在この自由の概念が狭められつつあるような氣がします。図書館が営利に堕した地域例も多くあります。いつ何時砂嵐が吹き荒れるか知れません

1 コメント

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Unknown (大佐野)
2017-12-25 11:56:53
今日は Xmass当日ですが、歳取ると毎日日曜日のせいかあまり特異日が気にならなくなりますね。大晦日も通常の一日曜日に過ぎなくて歳は取りたくないものです。知的財産権には大変興味があって争った事もあります。知的自由と言う自由の捉え方もありますね。図書館蔵書が外部からコントロ-ルされるなどは以ての外だと思いますが、近くの自称大国ではコントロ-ルされているようですね。忌々しきことだと思っております。

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