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あれこれ雑記

布哇政府転覆

2018-11-17 20:58:29 | 日記

明治二十六年二月三日の新聞には次の記事が載っています。
布哇革命の原因は、砂糖業者の甘い寸法と惻隠されそうです。砂糖耕作者は大凡米人であり、これまで砂糖耕作者は多数の資金が投入されています。今まで米国へは無税であったが、布哇島がを合衆国に合併し,その所属となれば、砂糖税が課せられる懸念があり、それが革命の原因とも考えられれます。ならば自国の独立よりも砂糖業者の繁栄をのみを願っての愚な考えだ、と新聞子は茶化しています。
結局布哇政府は転覆し、日本においても在留邦人保護のため軍艦浪速を派遣することになりました。勅令を受けて仁禮海軍大臣は、直ちに東郷平八郎宛電報で布哇行きの用意を命じました。
二月十一日には、「聖上特に国防の事に御軫念製艦費着献の詔勅を賜はり、六年間毎歳内弊三十万円御下賜一般文武官の俸給十分一を御嘉納された」ことを新聞が報道しています.

1 コメント

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Unknown (大佐野)
2018-11-19 11:31:18
間もなく師走と云うのに、温暖化のせいか暖かい日が続き散歩にとっては都合のいい日に恵まれています。砂糖は終戦直後は手に入らなくて、主婦或いは料理人などは大変苦労したようですね。サッカリンなどと云うまがい物が流通していましたが、いまはどうなったのでしょうか。長崎は砂糖の国内最初の流通地として、今でも客人をもてなす料理に沢山の砂糖を使っているようです。その量によって、もてなしの軽重が測られたりすると聞きます。糖尿病の恐さを知らないのでしょう。

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