記憶鮮明、文章不明

福祉は権利。平和こそ最大の福祉。保育なめんな、子どもなめんな、保育士なめんなです。

中学入学式

2005-04-06 | Weblog
昨日はしたむすめの通う中学が入学式でした。2年生に進級したしたむすめの担任は、タケ先生(国語)。なんと、うえむすめが中2のときの担任。「もしかしたら、お勉強ができるよりも、お味噌汁が上手にできるほうが、素敵なことかもしれませんね」と個人面談のあとでポソッと言ってくださった先生です。さあ、したむすめもとりあえず「センパイ」です。

PTAの引継ぎがおわるまでは、昨年度の役員が式の裏方を担います。おりがみは保護者受付。120人より少ないと、3クラスになるーと心配された人数も無事クリアー。4クラスでのスタートのいっちねんせい。真新しい制服、ぴーぴーきゃーきゃーにぎやかです。

親も、しかり。

おりがみはもともと中学の学区とは違う町で育ちました。学校も私学なので、昔からの同世代のお友達というのが地域にはいません。
入学式が親にとっては旧友との再会、などになる風景は新鮮な驚きです。

横浜という土地柄、中学、高校を出てもどこか遠いところへ行く、というかたがそんなに多くないと思われるので、親同士がずっと知り合いといのも、ありなのかな?








気になってることがあります。

今の、小学校、中学校のこどもをもつ親の世代、実はおりがみの住む地域の中学って、けっこう「荒れていた」らしいです。「クラスのほとんどが万引き体験者」「つるまないと徹底的にいじめられた」などということもあったそうです。今はいいおじいちゃん、おばあちゃんになりつつある世代のかたから、ふとした時に聞かされたおはなしは、少々ショックでした。

フツーの子といわれているような層が、なだれをうったように荒れはじめてしまう、そんな状況を聞いたとき、大人になったその人たちはお子に対してどんな姿勢をもとうとするのかあ?


みんなもう、おとなになって、おちついて、というかたがほとんどなのでしょうが、ココロのおくの「体験」をどのように昇華していったのか、聞きたい気もします。

親の親がなしえなかったことを、できるといいんですがね。

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2 コメント

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「積み木崩」世代 (ぴよちゃん)
2005-04-06 14:24:01
金八先生初期などはお不良大全盛でしたねー。

おりがみさん地域に限らず、荒れてた時代だったかもしれません。

小さい頃公園に遊びに行くと、髪の毛まっちゃっ茶でながーいスカート、靴をサンダル化したおねーさまたちが並んでシンナー吸ってる姿をよく見かけました。

当時は、ビニール袋吸ってなにが楽しいんだ??と思ってましたけど(今でもわからない)。



そのおかげで、その次世代のぴよちゃんたちは、

ものすごーい校則と体罰制裁に拘束されたものです。



ココロのおくの「体験」>>

過去の栄光として「俺ってすごかったんだぜ!!」と語る方も多くいます・・・・残念ながら。

ぴよちゃんは聞き流していますが、しょーもないですね。

反対に、社会に出て仕事に打ち込む中で昇華していったある人は「え?この人に不真面目な頃なんてあったの?」というくらいマジメな人で、おこさんもしっかりしています。
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若気のいたり (おりがみ)
2005-04-07 09:10:01
人の痛みに鈍感なまま、ココロの「闇」はかくしたまま、大人の顔をしていても、おりがみはその幼さに胸が詰まりそうになります。浜スタに行く途中で、中学を卒業したばかりのおこが、片手タバコで街を闊歩していたところに遭遇しました。

「外で吸わなければいい」「お金をあげなければ、盗んだり、人から取ったりする。それぐらいなら最初からタバコをあてがっておけばいい」「自分もそうだった」と言っていた親御さんのおこです。見事な成果です。





あのこ、親になったら、やっぱり自分のおこに、そうするのかな?



生徒会長クンの涙が思い出されました。

「どうしたら、みんなが笑いあえる学校になるのか、苦しくて、苦しくてたまりませんでした」



武勇伝で笑っていられる人はシアワセですが、殴った人はわすれても、殴られた人の痛みは・・・・消えない。



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