昨日より今日 今日より明日 夢・・・

おりがみ家次女＝したむすめ：横浜市立町外れ中を先月10日に卒業したのですが・・・

部活の卒業式ってのがございまして・・それがエープリールフールの今日だったんです。

したむすめの部活＝文化系バレーボール部（略して文化系バレー部）

どうして文化系なのかというのはこのカテゴリーを最初からお読みくだされ。







感動の市大会ベスト８進出のあと、負けたら即引退の県大会で花と散った文科系バレー部。
秋には引退して受験に突入したしたちゃんたち、それぞれ進路も決まり、卒業式も終えたというのに、足しげく中学校に通っていました。

なーんのためーにかようのか？

歌の練習ですがな。

しかも、現役部員に見つからないように、顧問のセンセに気取られぬように・・・。


で、迎えた当日。
初夏のような風の中、体育館では午前中は交流試合、午後からバレー部卒業式が行われました。

第一部の交流試合では現役チームに卒業生チームが圧勝。
先輩の貫禄を見せ付けておりました。



この横断幕の下で汗を流した三年間。
今日の試合が中学バレーとのホントのお別れです。
したちゃんはポジションがリベロでしたが、公式戦のベンチ入りはついにかなわなかったです。
しかし今日はなんと！リベロではなく前衛にまでローテするという姿を見ることが出来ました。
下手でも何でも、自分の役割を追求し続けたしたちゃんへの顧問のセンセの計らいでしょうか？？

第二部は会食そして卒業式

親子でテーブルを囲み、おにぎりと豚汁とケーキで卒業を祝います。


休憩をはさみ、緞帳が上がるとこれまたステキな壁面制作が出てまいりました。


さすが文化系バレー部！

その後一人一人が壇上に呼ばれ、後輩部員から「バレー部卒業証書」と記念品を手渡されました。みんなのカンドーが最高潮に！！




文面は一人一人違っていて、後輩部員があーでもないこーでもないと論議しながら、先輩へ贈る言葉を考えるのが伝統です。どこかの保育所に似てるんだな・・・。



続いてアトラクションとして現役部員のからの歌と詩の群読。
今回は卒業生が１５人もいたので、１人ずつのその子のイメージにあった群読用の「詩」も１５ありました。
ちなみにしたに贈られたのは

「素朴な琴」　　八木重吉

この明るさのなかへ
ひとつの素朴な琴をおけば
秋の美しさに耐えかねて
琴はしずかに鳴りいだすだろう


というごくごく短い詩でした。
「秋の美しさに耐えかねて」というところが、したにぴったりなんでしょうか??

合唱の選曲も良かったですよ。


１、２年生は
「サザエさん」
「まんが日本昔話のテーマ」
「そのままの君で」

さらに卒業生が加わって文科系バレー部のテーマソング「負けないで」

この頃からも涙ぐんで、鼻を啜って、あーもうだめぇグシュグシュ・・という子や親御さんの姿がちらほら・・。

おりがみも「負けないで」を何度も歌っていた夏の市大会の思い出がよぎり、ジワっとまいりました。






最後にしたちゃんたちがコッソリ練習したスピッツの「チェリー」（きみをわすれーないー　まがりくねったみちをゆくーってヤツです）を替え歌したものを合唱。

体育館の外にはサクラが満開でした。






夜は夜で、駅前までくりだし、とり手羽揚げのおいしいお店で「ほんとにホントの打ち上げ」を親と一緒に行いました。
もちろんおりがみ家の父母も出席。子どもはソフトドリンク飲み放題。大人はビールを酌み交わし、３年館の思い出話で盛り上がっって・・・


帰り道、したボヤいていわく「あーーー！酔っ払いを二人もメンドー見なきゃいかんのか？




まぁいいじゃないか・・。ほろ酔い気分で今日はまたサクラの美しい事ったら・・・・。