記憶鮮明、文章不明

福祉は権利。平和こそ最大の福祉。保育なめんな、子どもなめんな、保育士なめんなです。

祭り寿司甲子園その1

2005-03-04 | お食事
岡山県代表、倉敷の祭り寿司。給食調理のシュワちゃんはおりがみの「食」の師匠です。倉敷というと、あの星野仙一さんの出身地。じつはシュワちゃん、仙ちゃんが高校生の頃とかよく知っていたらしい。いろんな意味で有名人だったようです。

さて、この祭り寿司の由来ですが、江戸時代倉敷藩が「倹約令」を出し、庶民の食生活に対し「一汁一菜」を強いたと思し召しくだされよ。それに対抗して、庶民は祝い事の日のごちそうとして、寿司飯の下に倉敷の山海の豊かな恵みを隠して食べたというから、痛快ではないですか。

シュワちゃんは、自分の故郷の味を保育園のおこたちに知ってもらおうと、毎年雛祭りにはこのメニューを組んでくれます。

焼き穴子、たこ、イカ、高野豆腐、かんぴょう、にんじん、しいたけ、ごぼう、レンコン、絹さや、錦糸玉子といった多くの具材が入っています。下ごしらえとか盛り付けにいつもの給食以上の手間がかかるので、毎年保育士が助っ人に入ります。これが結構きつい。シュワちゃんにこき使われます!狭い調理室が戦場のようです。乳児さん用の離乳食と、アレルギー児の別メニューも作るし、ゆでる、筋取る、刻む、混ぜる、熱気むんむん!

でも、作り終えた後の達成感、いいもんです。


「おいしかった」「また、おひなさまのお寿司つくってね!」こんな可愛い声とともに空っぽのお皿をさげにくるおこたちもいいお顔です。


あ、食器洗いというお仕事が残ってました。これがすんだら、わたしたちもやっとお寿司にありつけます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。