新しい力

久しぶりに、庄内の農民の方々と宮城に炊き出しに行く機会に恵まれました。

したむすめを誘って、母娘で参加しようと思っていたところ、諸々の事情により娘だけの参加になりました。

「おかーさんごめんね、おかーさんいきたかったんじゃない？」

という娘でした。よくわかってます。

そうです。いきたかったいきたかった。

母が亡くなって、弟が生き残って。

この日常に押しつぶされそうな私を娘なりに気づかってくれているのだなと感じました。

大学で物理を学ぶ彼女は「原子力」や「放射能」は「人間には完全にコントロールできないものだよ」とも教えられました。

スポーツを愛する彼女は「オリンピックよりも復興でしょう」とも言い切ります。

だからこそ

娘には二年半経てなお、仮設住宅で住まう住民の暮らしや、遅々として進まない「復興」やすすんでいる「復興」を生で見てきてほしいと思いました。

 

 

このブログを始めたときはまだ中学生だったしたちゃん。

いまだに中学生料金で展覧会の切符を売られそうになるしたちゃん。

 

帰ってきたらうまいビールを飲みながら、弾丸ツアー炊き出しの話を聞かせてほしいです。