記憶鮮明、文章不明

福祉は権利。平和こそ最大の福祉。保育なめんな、子どもなめんな、保育士なめんなです。

何のために働いているのか ふくろうのうた

2005-02-22 | 野球のこと
よるになると めをさます おいらはふくろう いきひそめてこころふるわし やみをみつめる 

つらいよるも くらいよるも おもいだそうよ とおいふるさと




横浜ツアーにきた福祉関係の仕事の方たち。保育士、老人ホーム、障害者施設などで働いている。仮に彼らを「ふくろうさん」と呼びます。(おりがみもいちおうふくろうさんなんです。)

あるふくろうさんは元高校球児。同級生にはオリックスのだれやらさんがいるのだとか。
別のふくろうさんは大洋ホエールズ時代の熱心な応援団経験者。


仕事がハードで、なかなか野球を見に行くこともままならない彼らですが、野球の好きな方にお会いできたのもこのツアーのよき収穫でした。




去年の9月、選手会がストを打つのか回避するかという日曜日に、おりがみはふくろうさんと駅頭で「合併反対、選手会応援」の署名宣伝をやったのです。
そのころ、カネシゲタカシ監督さんのブログに以下のごとく書き込みさせていただきました。



福祉職場。
良心的に運営しようとすればするほど、現場はきつくなります。矛盾がいっぱいです。
会議で出た話をひとつ。
ある老人施設で「寝たきり」をなくそうじゃないかと職員が利用者とリハビリを工夫したりして頑張った結果、寝たきりの人が大幅に減ったのです。自分で身の回りのことが出来る。素敵なことです。ところが利用者の介護度(手助けの必要な程度)が軽くなったので、「オタクの施設は手がかからない年寄りが多いから職員はもっと減らしなさい」と予算を役所がきってくるのです。
いい施設というのはどういう視点で判断されるのかといえば、低コストでおおくの収容率を維持すること。
もしも職員を減らさないのならば、限られた予算の中で
当然賃下げ・・・・・(いやならやめても良いよ)
これ、しかたないではすまされません。職員は戦ってます。

プロ野球とはかけ離れた世界で働いている私たちですが、様ざまな思いを抱いて選手会の行動を後押ししたいと会議で主張したところ、野球好きもそうでない人も賛同してくださって、「やっちゃった」わけです。
おりがみにこういう度胸と場を与えてくれた監督、皆様に感謝です。







このコメントからはや5ヶ月。二つの球団が消え、二つの球団ができました。三つの球団がパリーグのプレーオフを戦い、ペナントレース2位の球団が日本一になりました。栄養費で三人のオーナーの首が飛び、コミッショナーはいまだにそのいすに座っています。オーナーが変わって、「世界一」をめざすんだい!といってる球団もあります。めじゃーいきてえええ!とポスティングをめぐって自費キャンプやってたおにいちゃんも二人いましたっけ。


構造改革委員会は何をやるのかなあ?




ふくろうさんたちは、こどもやおとしよりや、ハンディキャップのあるなかまと日々すごしながら、じっと目をこらしてます。「夢」を語り、「ファンのため」といってくれる彼ら、プロ野球関係者が、どんな風に働くのか?





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