記憶鮮明、文章不明

福祉は権利。平和こそ最大の福祉。保育なめんな、子どもなめんな、保育士なめんなです。

演劇「もし叶うならもう一度」をめぐるあれこれその②

2006-11-15 | Weblog
第2幕は日曜日の朝、サイキの一人暮らしの部屋。
目覚めたサイキの前にケンタが現れる。

飛び降りたあと危篤状態のはずのケンタは、サイキへの強い思いから「人縛霊」になってしまったらしく、「この部屋に飛んできました」とのんきのんき。

「わたしのせいで飛び降りたんだよね?」
いかにジコチュなサイキでも良心は痛む。
しかし、ケンタは吹っ切れたような明るい。

「死んだ気になれば・・・っていうのも変ですけどね」
「何で~?(⊃Д`)゜。・゜」
「人の思いには引力があるという説が・・・」

ケンタはややこしく難しい「学説」をとうとうと話し始める。

「あんたやっぱキモイ」
「すみません」

ケンタのペースに引き込まれそうだったサイキは我にかえる。
夢の中で会った理想のタイプ男=転校生のタチバナがもうすぐサイキの部屋にやってくるというのに。こんなところを見られたら大変だ!!


そこへピンポーン!
「えー!!さっき家を出るってメールがあったばかりなのにぃ」焦るサイキ。
「僕見てきます」
「きゃーダメー!!」

しかし、やってきたのはマコト。
ケンタの「自殺」に関して無責任なサイキに対して憤りを持っている。
しかもケンタの姿はサイキにしか見えない。

「ケンタ君がかわいそうだよ。」
「私のせいじゃないもの。」
言い争う二人のまわりを
「僕のせいでけんかしないでくださいよぉ~」と困るケンタ。

マコトの語るケンタはサイキの知らない面をもっていた。
自分の感じ方だけを押し通してきたサイキは、周囲の気持ちを犠牲にしてきた事に気付かされる。
ケンタがもしも意識を取り戻したら会いに行くとサイキはマコトに誓う。
和解する二人。

そこへまたピンポーン!!
サイキの誘いを受けたタチバナがやってくる。
大慌てでマコトをベランダへおしやり、ケンタには「邪魔しないでね」と釘を刺すサイキ。タチバナにはケンタの姿は見えない。


ドロドロ女の戦いになるかとおもったら、なにやらコメディっぽくなってきました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。