
ニューヨークから5.603マイル
あなたのブルーベリー・パイが恋しい
上映時間 95分
製作国 香港/中国/フランス
公開情報 劇場公開(アスミック・エース)
初公開年月 2008/03/22
ジャンル ロマンス/ドラマ
<↑製作国にアメリカが入っていないのは
意外でした・・・>
【解説】
「花様年華」「2046」のウォン・カーウァイ監督が、
自身初の英語作品に挑んだラブ・ストーリー。
これが映画デビューとなるノラ・ジョーンズを主演に迎え、
愛に傷ついたヒロインの心の彷徨を優しく見つめる。
共演にジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、
デヴィッド・ストラザーン、レイチェル・ワイズ。
【ストーリー】
ニューヨークのとあるカフェ。失恋したエリザベスは、
この店のオーナー、ジェレミーが焼くブルーベリー・パイを
食べ少しだけ心癒やされる。
それでも、なかなか別れた恋人のことが忘れられない彼女は、
ついに宛のない旅に出る。仕事をしながらメンフィス、
ラスベガスとアメリカを横断していくエリザベス。
彼女はその先々で、それぞれに愛を求め愛に傷つく人々と出会い、
彼らと束の間の時間を共有していく中で新たな自分を見いだしていく。

【感想】
(








ラブコメは好きでもラブストーリーには興味がない私(笑)
なんですが、この映画は予告編で流れる音楽と映像に
やられてしまい、しかも豪華なキャスト!そして
大のパイ好き(笑)ということで、ウォンカーウァイ監督の
「2046」は????だった私ですが(笑)、観に行ってきました

実は花粉症か風邪かわからないのですが、前日熱が出てしまった
のですが、ネットで予約してしまたので、ちょっとだるい
体調でしたが(笑)鑑賞してきました

1ニューヨークの夜
1・失恋したばかりのエリザベス(ノラジョーンズ)を
慰めてくれたのはカフェのオーナー、ジェレミー
(ジュードロウ)と彼が出してくれた甘酸っぱい
ブルーベリーパイ、とってもいい雰囲気の二人だけれど
新しい恋に踏み出せないエリザベスは旅に出てしまう。
2・失恋から57日、ニューヨークから1120マイル メンフィス
ここでエリザベスは、別れた妻を忘れられず
アルコールに依存していく中年の男(デヴィッドストラザーン)と
元妻(レイチェルワイズ)に出会う。
『エリザベスが主役でありながら、メンフィスでの
物語はある夫婦の愛の話しなっているのですが
私はここでかなり泣かされました

愛しすぎても愛されすぎても愛って上手くいかない
ものなんですね。。。悲しい結末でした

グッドナイト&グッドラックやボーンアルティメイタムの時の
スマートさかっこよさはどこに?と言う
デビッドストラーザンの演技にびっくり

ボロボロになっている彼は見ていて痛々しくて
切なかったな

また妻役のレイチェルワイズも、若くて美しくて
で気性が激しい女性を熱演、彼女の言葉と涙に
もらい泣きしちゃいました


彼女ってハムナプトラやコンスタンティンで
観ていた時はあまり綺麗な人と感じなかったのですが
どんどん

3・失恋から251日、ニューヨークから5603マイル
人を信じないと言う若くて美しいギャンブラー
レスリー(ナタリーポートマン)に出会い一緒に
ラスベガスへ向かう。

<このシーンなんかまさにミュージッククリップにありそうです>
『ここでの主役はレスリー役のナタリーポートマン
若くて美しいギャンブラー役がピッタリ!
彼女ってどんな役柄もいいしどんな髪型も似合うなあ

本当に綺麗でチャーミングな人だと思います

彼女のお話も切なかったなあ

4・そして、エリザベスの旅の出発点でもあり
終着点でもあるニューヨークへ戻ってくる。
『ジュードのように素敵なオーナーがいたら
パイ好きの私は毎日通っちゃうなあ(笑)
押し付けがましくない彼の優しさが
(それは彼自身も愛に傷ついたことが
あるからだと思うのですが)
エリザベスの心に響いたんでしょうね。
鍵のストーリーも良かったし

話も良かったなあ

ポスター、チラシでめちゃめちゃ惹かれた
カウンター越しのキスシーンはやっぱり
素敵でした


<電話のシーンでは場内に笑いが・・・
なぜかは観てのお楽しみ?笑>
2046にはついていけなかった私ですが(^^ゞ、この映画は
OKでした

シンクロ?したのが良かったのかも?(笑)
映像


感覚もありましたが、失恋から立ち直って1歩を踏み出すことが
できなかったエリザベスが愛に傷ついている人たちに出会い
彼らの人生と自分の人生を照らし合わせ、新たな恋の1歩を
踏み出すまでのストーリーはジェレミーのように
押し付けがましくないやさしいストリーでスーッと
心に染みました

キャストが豪華なのでストーリーがこのくらいの感じの
ほうがくどくなくていいのかも(笑)
ノラジョーンズは知らない方が見たら、女優さんだと思うほど
表情が豊かで映画初主演には見えなくて良かったです。
やはり彼女は大物ですね

顔立ち綺麗なのですが、レイチェルやナタリーに
比べると化粧っ気もないせいもあると思いますが
垢抜けしていない感じで(すみません

それがまたこの物語の主人公として
良かったかなと思いました。

<パンフに書いてあったのですが、
ノラはブルーベリーパイが嫌いだそうです。それを知った
監督がわざとブルーベリーパイにしたとか・・・
そう言えば彼女の食べ方はあまりおいしそうに
見えませんでした・笑>
ものすごい感動作と言うわけではありませんが
気負わずに観れる作品でそれなりに楽しめました。
2046よりはるかに好きです(笑)
ちなみに、私は失恋からの立ち直りに、
300日はかかりませんね。
ましてジュードのような人に出会ったら
即効で(笑)ジュードとの恋に踏み出します(爆)

私はケーキよりもパイが大好き!
一番好きなのはもちろんアップルパイですが
(ジェレミーも一番人気と言っていましたが)
この映画を観たら、ブルーベリーパイが
食べたくなってしまいました。
でも、食べたのは結局アップルパイでした、あははσ(^◇^;)


<パンフレット¥600

2人の人間を隔てる距離は見た目にも僅かでも、
時として彼らの心はひどく離れている。
「ブルーベリーナイツ」は
その距離をさまざまな角度から描いている。
私はそうした断絶感を象徴的に、また、
ありのままに探求し、それらを克服する
道のりを描きたかった。
ーーウォン・カーウァイ
<↑パンフレットより>
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