
以前から気になっていた TRADER JOE'S の$1.99ワイン

美味しくなかったら料理用にしてもいいし

TRADER JOE'Sの看板商品のひとつがこのワイン。
全体的にワインの価格がお安めなのもTJならではなのですが
$1.99でワインといえば クリスマス前にスーパーの店頭に並ぶ
甘いジュースみたいなものを想像しがち。
今回は CHARLES SHAW(チャールズショー)の赤をいただきます


ラベルやボトルも$1.99なのにちゃんとしてます。
見た感じ 色も香りも悪くないし
お味もお値段以上なのは間違いなし

ちょっと薄いかな~という気もしますが
それは$1.99って知ってるから思うのかも。
日本だと10倍のお値段のワインと同じくらいのお味はします。
いやもう少しおいしいかも

さすがここはカリフォルニアだなぁと思うのですが
そもそもどうしてこのお値段で出せるんでしょう?
ワイン通の方のページなどをみていると
このワインができた背景には 葡萄の過剰供給があるようなのです。
90年代のネットバブルの頃 多量に植えられた葡萄の木が
その後バブル崩壊とともに余ってしまい
その葡萄の木を買い取ってつくられたのが
チャールズ・ショーなんだそうです。
もちろん質のいい葡萄ですから
お値打ちワインになるはずですよね。
ちなみにこのワイン 東海岸のTJでは
流通コストの関係で$2.99で販売されているそうです。

TJはこのワインをきっかけに成長したとも言われますが
高品質 お手頃価格 個性的な商品展開 という面でも
ファンを増やしたのではないかなと思います。
DAY WATCH トレーダー・ジョーズ=「食のセレクトショップ」
こちらの記事をご覧ください。
私は非常に納得してしまいました

TJに来ている客層をみてもおっしゃるとおりで
アメリカンフードを好む人たちは少なく
食にこだわりがあって
でもすごく高所得というわけではなくて
教養があり 一見堅そうな仕事をしている感じの人が多い。
(日本もこの層が多いですよね!)
商品も
冷凍食品(かなり充実)か得意なワイン,チーズ(種類豊富)
あとは生鮮食品(種類は少なめ)
必要最低限の生活用品(種類は選べないけどこだわりの品)
SAFEWAY等と同じ商品はなく ちょっと珍しいものが多い。
日本でも いまや大型店舗に押され
地元のスーパーマーケットは四苦八苦しているのが
一般消費者である私にでさえわかる今日この頃
TJのようなお店ができたら迷わず利用するので
がんばってほしいなと思います!
