サンフランシスコ日記

2007年6月から10ヶ月。サンフランシスコで過ごした日々の日記です。
今でもこの街に恋してる?

アルカトラズ島へ

2007-10-31 | town guide


先日 かの有名なアルカトラズ島に行ってまいりました 

サンフランシスコといえば 
ゴールデンデートブリッジ ケーブルカー アルカトラズ島
というくらい有名な 刑務所のあった島ですね。

サンフランシスコから約3kmしか離れていないこの島。
水温が低く潮流が速いため 泳いで脱獄は不可能といわれ
アル・カポネなどに代表される凶悪犯が投獄されていたそうです。
 


刑務所のなかです 
独房は3層構造になっていますが 観光で入れるのは1階部分のみ。
ひんやりとした空気。殺風景な独房。

よいイメージはとても想像できませんが
問題を起こさず 規律通りにしていれば
刑務所内の図書館を利用することもできるし
庭で身体を動かしたり 
楽器を演奏したり 絵を描いたりできたそうです。
この刑務所に収容されたのは 男性のみだったのそうですが
編み物をするのが流行ったりもしたみたいですよ 



しかし 映画でよく題材にされるこの刑務所 
テーマはやはり 脱獄 ですよね。

スプーンで壁を掘るという気の遠くなる作業を続け
1962年 脱獄を実行に移します。
結局 3人の囚人が島から脱出し
レインコートを浮き袋にして泳いだようです。
遺体があがらなかったので
南米(スペイン語を勉強していたから)に逃げたのか?と 
言われたりもしますが
溺死したというのが通説だそうです。







島からはこんなふうにサンフランシスコが見えます。
この島には 囚人以外に官吏官家族も住んでいて
勤務が終わるとサンフランシスコに船で渡り
ノースビーチあたりで食事をして
最終の船で島に帰ってきたりもしたそうです。



この島に建物を建設するにあたったのは 囚人たちでした。
資材や機材の搬入 真水の調達・・・
しかも経験のない囚人が作業するんですから
現場を指揮していた方は ほんとに大変だったでしょうね。



今は 塩分の多い潮風のせいで 建物等の腐食がかなり進んでいます。



あと館内最後の方には 
アルカトラズ島を題材にした映画のポスターや
おみやげもののコーナーもあります。

このポスターいいなぁ と思い撮ったんですが
「Birdman of Alcatraz」(1961年アメリカ 邦題は「終身犯」)
気になる作品ですね。

監督:ジョン・フランケンハイマー
主演:バート・ランカスター

独房生活を続ける殺人犯が一羽のヒナを育てたことからやがて鳥類学の権威となるまでを描いた実話の映画化で、一人の囚人と刑務所体制との対立の変遷を交えながらフランケンハイマーが手堅い演出を見せる。
allcinema online より

ちなみにこの作品「the Madman of Alcatraz」として
ブラット・ピットによってリメイクされることが決まっていたみたいなんですが
その後いかがなんでしょうね?


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ハロウィンまであと1日

2007-10-30 | Weblog


いよいよ明日になりました!
(サンフランシスコ時間でいうと ほんとは明後日)

このカウントダウンも残すところあと一日。
一週間ネタがもつか かなり心配だったんですが
なんとかなりそう(?)で一安心です 



写真でみると地味ですが 夜はこんな感じになります。
街灯が少なめなので ささやかな灯りが映えてとってもきれい 

オレンジ色のはもちろんかぼちゃの形をしています。
白いのは骸骨ね 



コウモリもいます 

こちらのお屋敷 先日より外装工事を始めました。
大掛かりなものではなく 壁と窓まわりのお手入れ程度の塗装ですが
これからクリスマスにかけて お家をきれいにしたいんでしょうね 

お手入れ中のお家があちこち見られますから 
今がリフォームシーズンなのかも。
ちなみにこちらでは再塗装の際 高圧洗浄はしていないみたいです。
足場もあったりなかったり 
お手入れは道路に面する面のみなので(両隣はくっついているので)
工事はあっという間に終ります。
また工事現場のお話もしたいなと思います 


それではみなさま 明日は思いっきり楽しんでください 

自ら仮装するのもよし おチビちゃん用のを着せてあげるのもよし。
アメリカでは この日は仮装して職場に出勤する方も多いらしいです。
日本ではなかなか そこまではできませんが
帰宅したお父さんをびっくりさせてあげてる! なんて
母子で密かに計画するのも 楽しいかもしれませんよ 


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ハロウィンまであと2日

2007-10-29 | festival & show


週末 街はもうハロウィンムードいっぱいでした 



フィッシャーマンズワーフでイベントがあったようで



いつも大道芸人はいますが おなじみの映画キャラクターに扮したひともいて
ますます賑やかな感じです。



馬車もいました  
これで車に混じって車道を走るんですから 
一般ドライバーの方は大変そう 



かぼちゃの馬車(ですよね?)もいました 



かぼちゃがごろごろ転がっていて もって帰れるみたいだったんですが
公共の交通機関で帰るには重いので断念しました 
(子供のいる方限定だったかも?)

お祭りはやや終盤で もう少し早くくればよかったんですが
実はアルカトラズに行った帰りだったもので・・・。
アルカトラズ島についてはまた後日アップします 

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ハロウィンまであと3日

2007-10-28 | sweets & foods


Trick or treat!「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ」

子供たちにとってはお菓子天国のようなハロウィン。
お菓子屋さんの店頭には
とびきりかわいいパッケージのギフトが並んでいます。



こちらは See's Candy
以前にもご紹介しましたが
(未だ食べてないんですが)アメリカを代表する老舗チョコ屋さんですね。



Godivaも負けてません。
ゴディバは日本よりは敷居が高くない感じがします。
お値段は日本と変わらないと思いますが。

黒猫は魔女が飼っていたから ハロウィンにも登場するのかな?
いや そもそも黒猫って不吉なんでしたっけ?
でも「魔女の宅急便」のジジなんかとってもかわいいですよね。
「我が輩は猫である」も黒猫。

そして黒猫といえば この作品。
「黒猫」エドガー・アラン・ポー
ちょっとゾクっとしました?
とにかく猫の中でも特別な存在であることは間違いないようです。

個人的には
黒猫みたいな女性っているよね?と思うんですが。
(もちろん妖艶な女性への褒め言葉)




あと アメリカのジャンクなチョコとして忘れてはいけない HERSHEY'S 
これ ハロウィン仕様のKissチョコ。

HERSHEY'S

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ハロウィンまであと4日

2007-10-27 | Weblog

 
お花屋さんにこんなのが飾られていました 

これもかぼちゃ? それとも柿?
その辺には触れないことにして 
もう少し和風に活けてみるのもいいんじゃない?と思ってみたり 

日本に帰ったらしてみたいことのひとつとして
最近思うのは 華道を習うこと。

アメリカに行くことが決まったとき
日本の文化を身につけていこう!と思い立ち 
少しの間 着付を教えていただいたおかげで 
なんとか一人でも着れるようになりました 

あとは披露する機会を待つのみといったところですが
残念ながら 今のところ恵まれておりません 

この国にきて アメリカらしさってなんだろう?と思うのと同時に
日本らしさを守っていくことの大切さを感じます。
今日明日には 伝統とか文化とかできませんから
今あるものを残していくのに 
ほんの少しだけお手伝いができたらなと思います 


堅い話はそれぐらいにしまして・・・


さて 

広告をみてると 怪しげなかぼちゃ発見!  



マスクしてる これ簡単でいいかも!



ハロウィングッズもそろってます 
広告によるとそろそろセールになってきているみたいです。

ちなみにこの「SAFE WAY」は大手スーパーチェーン。
たいていなんでも揃う アメリカらしいスーパーです。

私は(何度もいうように)Trader Joe'sの大ファンですが 
品数が少なめなので それを補うのにたまに行きます。
ベーカリーのコーナーにあるちょっと毒々しい色のケーキは必見! 



これ「ニモ」だと思うんですけど 
毒見? いや失礼!味見くらいはしてみたいです 




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ハロウィンまであと5日

2007-10-26 | book


我が家の「かぼちゃ」  
(※注 大きめのロウソクです)

おばけかぼちゃの彫り物を自作するのは難しそうなので 
うちはこの子にがんばってもらいます。

私 人が怖がるものはたいていなんでも怖いので
(たとえば おばけとか 絶叫マシーンとか 地震 カミナリ・・・の類とか) 
ですから(!)特におばけ除けとしてがんばってね と願いたくなるのです 

さて 今日は絵本の紹介です 

「生かぼちゃ」はちょっと・・・と今年も思ってしまった方
お子さんがいる方など このあたりから始めてみられてはいかがでしょう? 




とび出す絵本や 矢印の向きにひっぱったら・・・など
工夫された絵本も多いので きっと楽しめると思います。

オレンジや黒が基調のものなどは お部屋のアクセントになりますから
このシーズン限定で 開いて飾ってみてもいいかもしれませんね 




こちらの本は 5人のおばけのお話 
1人ずつ居心地のよいところに留まっていき
脅かすのはいうまでもありません。
墓地とか幽霊屋敷とか本の中とか・・・
見えないからといって いないとは限らないんだよ って言ってます。

日本の絵本とはまた一味違う 
お気に入りの一冊をみなさんも探してみてくださいね 




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ハロウィンまであと6日

2007-10-25 | Weblog


ここ数日サンフランシスコにしてはわりと暑いんです 

といっても 最高気温が22度 最低気温が12度ですから
ちょうど日本とあまり変わらないのかもしれませんが
夏の間もずっと暖房していたサンフランシスコにしてみると
どうして今ごろ??と思ってしまうんですが
実は 今が一年間で一番暑い季節  とのこと。

なんとも変な感じです 

夏は寒くて 
毛のついたものや冬のコートが着たいくらいなのを
がまんして震えていたのに 

10月も終わろうとしているのに
半袖でもいいかも?って どうなんでしょう?

四季を愛する日本人としては変な感じですが
ハロウィンで仮装する方には 
薄着でも寒くないから ちょうどいいかもしれませんね 

さて 昨日に続いて街角ウォッチング 
 


リースはクリスマス以外でもたくさん飾られています。
黄色いリースもかわいいですね 



最近よくみかけるジェルのかな?
子供部屋の出窓とかに貼ってあげてほしいです 



骸骨(海賊風)がクサリ持ってます 
夜にはみたくありません。

うちのマンションでは 
夜イルミネーションをつける家がすこしずつ増えてきました。
先日ロビーには「電動で動くちぎれた手」が置かれていました。
イルミネーションを楽しむ方がわたしは好きかも 




・・・つづく。
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ハロウィンまであと7日

2007-10-24 | Weblog


街角でみかけた「かぼちゃ」 
サンフランシスコでは 
こんなかぼちゃを飾るお家が増えてきました。

私も挑戦してみたいのですが
きっとこんなにかわいくはできないことでしょう 
そして何個かぼちゃを無駄にすることか・・・

「ホームアローン」のイメージですが
アメリカって派手に飾りつけしそうな印象がありますよね。
ここサンフランシスコでも もちろん飾ることは飾るんですが
ただスペースはかなり限定されるんです。

実は サンフランシスコの住宅事情は日本並みで 
商店街でもないのに敷地いっぱいに建っていて
お隣さんと壁はぴったりくっついています。
歩道との境界ぎりぎりまで建っていて 
さらに出窓は道路にはみ出てる!(たぶんアメリカでは可)

残念ながら かなり郊外に行かないと(そして超お金持ちじゃないと)
アメリカらしい一戸建には住めません 

それでもハロウィンは楽しみたい!
だからアパートの玄関を飾ったり 窓を飾ったりして
私たちの目を楽しませてくれます 



「カラスとかぼちゃ」かなりの力作。



昔 節分に描いた「赤オニ」を思い出してみたり。



こんなシンプルなの感じもいいですね 
日本でも モダンなお家に住んでいる方など 
参考にされてみてはいかがでしょう?

・・・つづく。
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Winchester Mystery House

2007-10-23 | town guide
サンノゼにある 
ウィンチェスター・ミステリー・ハウスに行ってきました 



こちら ビクトリア様式の大邸宅なのですが
38年間奇妙な増築をし続けたため 普通の感覚でいうと
かなり風変わりなお家になってしまいました というお屋敷。

ウィンチェスター家は 銃製造会社として成功した一族。
社長であるウィンチェスター氏とその娘さんが 相次いで亡くなり 
未亡人となった妻サラは 霊媒師に
「この不幸はウィンチェスター社のライフル銃によって殺された多くの人たちの呪いによるもの。家を建て、増築し続けない限りその呪いは解けることはない」
と告げられます。
その言葉を信じ 以来サラは亡くなるまでの間 
365日24時間ずっと(!!)大工さんに建て続けさせた結果
全160室 1万枚の窓 2000枚のドア 40の階段 13のバスルーム ・・・
という家となりました。
(ガイドブックより)



マンションツアーに参加することにしました 

待ち時間の間 銃の展示をみることにします。





数はかなりのもの。マニアにはたまらないかもしれません。

さて 中に入ります 
約20人毎に案内され 
ガイドのお姉さんの説明を聞きながらまわるツアーなんですが
早口なのもあって 予備知識がないとほとんど言っていることはわかりません 
でも体験するだけで十分楽しめます。



このお屋敷のひとつの特徴は 
ティファニーのステンドクラスをあちこちに使っているところ。
色もデザインもステキなものがいっぱいあるんですが
光が入らなくて残念なものもあります。それでも必見 





インテリアもいろいろで 
このお部屋のように重厚感のあるものから
エキゾチックな東洋風のお部屋もあり
160室あれば それはもういろいろです。





地震で傷んだままのものがあったり
解体途中のものや 工事中のような感じのお部屋も通ります。



狭くて蹴上の異常に低い階段。しかも13段の!
気をつけないと 転びそうです 

一般的に好まれない13という数字を好んだサラは
建物のあちこちに13個のもの配置しました。
蝋燭たてなど12個用のものを13個になおしてつかったり・・・

ほかにも 奥行1cmほどの収納や 開いても目の前は壁なドア。
すべて目的も行き先も不明 
もし ここにひとり放置されたら 
どのドアが次の部屋に通じているのかわからないものばかりです。
お手伝いさんもたくさんいらしたようですが
新米お手伝いさんだと なかなか目的地にたどり着けなかったかもしれませんね。



途中 床のレベルの悪い部屋もあり 
すこし気分が悪くなったりもしましたが
約1時間のマンションツアーが終了です。

家を結構なスピードで案内してもらっても1時間かかるって
どれだけ広いかお分かりいただけましたでしょうか? 





ギフトショップやアンティークゲームコーナーには
記念プレートをつくる機械がありました。
これはハロウィンヴァージョン  



こんなアンティークなゲームで遊ぶこともできるので
待ち時間もあっという間かももしれません。



ちなみにこのお屋敷「でる」らしいんです。
13日の金曜日とハロウィンの夜には 懐中電灯ツアー があります。
迷子になること間違いなしです。肝試しに是非 

Winchester Mystery House


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TJをこよなく愛してしまう理由

2007-10-22 | sweets & foods
このブログでたびたび登場する Trader Joe's 
アメリカ全域(特にカリフォルニア)で展開している
オーガニック系スーパーマーケットです。

こだわりの商品が多く オーガニックなのにお手頃価格。
それだけでも十分 通ってしまう理由になるんですが
こちらのスーパーでは珍しく試食コーナーがあったり
卵が割れていないか レジでチェックしてくれたりとか
なんとも至れり尽くせりなんです。

私自身 いろんな商品を購入しているのですが
そんな中 最近気がついたこと 

まずは下の3枚の写真をご覧くださいませ。







上から順に

レモン   「TRADER JOE'S」トレーダージョーズ
パスタソース「TRADER JIOTTO'S」トレーダージオットズ
豆腐    「TRADER JOE SAN」トレーダージョーさん

となっております。

通常は「TRADER JOE'S」の商標なんですが
イタリア料理のものには「TRADER JIOTTO'S」
日本のものには「TRADER JOE SAN」と表示しています。

日本では ~さんと呼ぶのをご存知なんですね 
なんとも遊び心があって 

肥満の国(失礼)アメリカでは 
近年ヘルシーな日本食は人気があって
サンフランシスコでは
2ブロックに1軒くらいはお寿司屋さんがあります。
カリフォルニアロールはどのスーパーでもみかけるくらい。
「トレーダージョーさん」の商品も
もっともっと増えるといいなと思います 

もしかしたらほかの国の「TRADER ~」もあるのかもしれません 

こうして私はまたTRADER JOE'S に通ってしまうのです。










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