木・うんちく

木材と人間の関わりを考えて思うままに・・・

196. 家庭内法面(のり面)をウッドデッキで対応する

2018-11-17 10:26:53 | ウッドデッキ

斜面地にデッキを作って欲しいと言うご依頼は結構多いです。
使えない斜面地が有効利用できて便利なデッキになります。
しかし家庭内に斜面地があってなんとかしたい・・・このようなケースはあまりありません。
この例はそのような珍しい例です。
設置するのはこんな場所です


母屋があって、段差1mの上に新築の住宅ができました。
かなりの段差です。
これをデッキを使って母屋と新築の住宅を自然なつながりにしたい。


でこのようにウリン材のデッキが出来上がりました。

新築住宅と母屋の間に調和したデッキ。段差を優雅に和風庭園につながるデッキとなりました。

庭は和風ですので、デッキの方も通常デッキの前に取り付けている鼻隠しをデッキの下に取り付けました。


弊社は人工木材の施工もしていますが、このようなデッキは人工木材ではとても無理です。
人工木材は中が空洞なので、これで作ると仮設材のようなデッキになってしまいます。
このような仕事は天然木材だからできる仕事です。
おまけにウリンであれば人工木材よりも耐久性があります。
このようなデッキがご要望の場合は、弊社の施工サイトをご覧ください。
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195. 最強木材で格子を作る

2018-11-07 10:50:29 | ウッドデッキ
住宅の構造材として木材の中で最強のものはと聞かれると、必要な要素は強度となります。
しかしエクステリアの工事を木製で作る場合の「最強」と言うのは、
強度よりも耐久性であったり、狂いの少なさつまり寸法安定性が必要な要素となります。

この写真の例は、このエクステリアに使う場合の最強木材を使った例です。
使われている木材はE-WOODと言うニュージーランド製の木材です。
ささくれひび割れがエクステリア用木材の中では最も少なく、
ニュージーランドでは30年の保証がされていると言う木材です。
このような用途に使ったのは、これだけ耐久性があって寸法安定性のある木材は他にはないからですが、
防腐材の銅の化学反応の色で薄いオリーブ色になっていますので、塗料のように色あせることがなく
メンテナンスが不要だと言うこともその理由です。

詳しくはこちらのサイトまでお問い合わせ下さい。
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194. 保育園の遊具を作る

2018-11-07 10:18:15 | ウッドデッキ

これはボルダリングと言う手掛かりを元にクライミングを楽しもうと言う遊具です。
保育園ですので角度はゆるやかですが、
「こんなところに人工木材は使いたくない。」
と言うお客様のご要望にお応えして
・・・でも木材であればささくれやひび割れがあるといけない
・・と言うことで屋外用木材の中では最もひび割れやささくれの少ない、
ニュージーランド製のE-WOODと言う名前の現地では30年保証されている高耐久の木材で作ることになりました。
(実際にはこのような複雑な構造になると、人工木材は構造上対応ができないのが事実ではありますが)

加工・施工上の最大の問題は下のコンクリートが3次元に傾いていることです。
頂上部分は水平にして、それに向かって台形の構築物を作る・・・これ角度を出すのが大変難しい作業です。
特にコンクリートの接する部分は、現場で角度を計測し、それに合わせて3次元カットするのは、職人の中でも最高難度の技を要求されます。
詳しくは担当者ブログをご覧下さい。


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193. 父から子供達に伝える日本の近代史その6:戦後の問題点

2018-11-07 10:16:47 | 父から子供達に伝える日本の歴史
日本は戦争に負けたと言うショックが大きく、その反動で、民主主義と言うよりも共産主義へのあこがれから、マスコミや教育界のような知識層が極端に左翼化してしまった。だから、多くの日本のマスコミは「北朝鮮は理想の国だ。」とか「中国の文化大革命は正しい。」とか、今から考えれば、全く事実と異なる報道をするようになってしまった。戦後ずっと、東大も京大も経済学部で教えていたのはマルクス経済学と言う、時代錯誤の実務では通用しない共産主義の経済学だったが、それを誰も指摘することすらできない雰囲気があった。
今はようやくまともなことが言える状態になったが、それでも左翼の人たちとの議論は、とてもまっとうな話としてかみ合わないところに、戦後の影響があることが分かる。
一般的には先の戦争の原因を軍部の横暴と言うことにしてしまっているが、本質的な問題は、軍と言う官僚組織、事実を伝えず、国民を戦争へと煽ったマスコミ、これらの「説明責任を果たさなくて良い組織」の体質が根本原因と言える。
これらの組織は自分達で起こした失敗に責任を負わなくて良いと言う体質の上に、さらに「無知な国民を我々が指導する。我々が間違えるはずがない。」と言う間違えたエリート意識を持ってしまっていて、組織のために良いことが全体では害になってしまっていることに気づかないし,自己改革もできなかった。我々が注意しなければならないのは、あの戦争を引き起こした同じ体質が、今の日本の官僚組織や、いくつかの左翼的なマスコミに残っていることだが、幸いなことに、今は多くの人がそれに気づきつつある。
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192. 父から子供達に伝える日本の近代史その5:戦後の努力

2018-11-07 10:16:07 | ウッドデッキ
戦争が終わった時。幸運だったことがある。それは日本が分断されずに、さらに、日本を占領したのはアメリカと言うキリスト教文明国だったことだ。これがロシアや中国のような共産主義国に占領されていたら、日本と言う国のアイデンティティはなくなっていただろう。ただ、問題はこれまでの歴史で日本人が戦争に負けると言う経験をしていなかったがために、アメリカ進駐軍が日本人を洗脳しようとした自虐史観をそのまま受け入れてしまったことだ。このため、戦前のことは何もかも悪く、平和を維持するには、軍隊を持たないことだと言うような極端な考えを持つ人たちが幅を利かすようになってしまった。
そんな問題は残ったにせよ、あの全くのゼロの状態から、日本人は官民ともに、よく耐えて、努力した結果、世界の中でも尊敬される先進国になることができた。
さらに特筆すべきことは、日本は戦後、戦地になった国に多くの賠償をした。中国と国交を回復した時に中国は賠償は不要だと言ったから、そのかわりに多額の経済援助や技術援助をした。それがなければ今の中国の発展はない。韓国に至っては、戦場になったわけでもなく、戦前に日本が多額の投資をした財産すべてを譲渡した上に、当時の韓国の国家予算の2倍以上の経済援助をして、韓国の朝鮮戦争からの復興を助けた。
よく「同じ敗戦国なのにドイツは反省しているのに日本は反省していない。」と言う人がいるが、ドイツが反省しているのはユダヤ人に対するホロコーストと言う国家犯罪についてであって、戦争そのものについては、ドイツは日本のように周りの国に補償はしていない。この前、ギリシャの経済危機の時に、ギリシャの大統領が、ドイツが経済支援してくれないなら第二次大戦の時の補償をドイツはする義務があると言ったのはこのことだ。
だから、日本の戦後賠償や平和に対する真摯な態度は、もっと評価されて良いものだ。結局、中国や韓国が、戦後の日本の平和に対する努力や賠償を無視しているのは、自国の国民に真実を知らせると、都合が悪くなるその国の支配層の考えがそうさせていて、反日教育に熱を上げることにつながっているのが実情と言える。
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