木・うんちく

木材と人間の関わりを考えて思うままに・・・

25. 樹名板を作る

2013-02-26 12:28:15 | ウッドデッキ


以前から官公庁の依頼で樹名板を別注で作っていたのですが、
既製品として販売するようにしました。
これがけっこう引き合いがきます。
他社のものはプラスチック製が多いのですが、
弊社のものは木製ですので味があることと、価格が他社の半額ぐらいなのが大きな理由です。
樹名板は屋外設置で10年以上の耐久性は必要ですので、
腐りにくくて寸法の狂いが少ないウェンスタンレッドシダーと言う材種を使い、
地面に取り付けるタイプは角度が調整できるようになった耐久性が木材の中ではベストのウリン材の杭を使っています。
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24. 水車を作る

2013-02-20 16:25:31 | ウッドデッキ
昔は水車と言うのがあちこちにあって、実際に使われていましたが、
最近は使われることがないので、作ることができる人もいなくなりました。

と言うことでたまにこのような仕事があると弊社に注文がきます。
いつもは単純なデッキやフェンスを作ることが多い弊社の職人も、
このような仕事がくると腕の見せ所と俄然張り切ります。

アメリカ式の水車であれば金属を使って簡単な構造なのですが、
日本式の水車は、総木製の複雑な構造になっていますので
(軸受部分だけは金属でしますが)、けっこう製作時間のかかる商品です。
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23. 保育園の倉庫を作る

2013-02-16 13:19:29 | ウッドデッキ

保育園さんからの依頼で「倉庫を作って欲しい」と言う依頼がきました。
条件的には建築確認申請がいらない範囲で作ることと、
倉庫の両側には自転車が止めることができる余地が必要なことです。
こちらとして考えたのは市販の物置のように安っぽくなく、
ヘビーデューティで、さらに使いやすく、
雰囲気も保育園のコンセプトの合うように
と言うことで作ったのがこれです。

構造は頑丈そのもので、
扉は使いやすいように吊扉にして、
さらに、壁の板厚は30mmと通常のサイディングの2倍の厚みにして
さらに、加圧注入防腐までして、メンテナンスが不要な仕様としました。

恐らく、他の同じ業者で製作されるよりも半分の価格で出来上がっていると思います。
学校関係の仕事はいつも採算は二の次です。
しかし職人や現場の担当者のやりがいは2倍あるのでまあトントンと言うことになります。
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22. 財政赤字を解消する方法

2013-02-16 12:26:29 | ウッドデッキ
消費税が2年後に倍になります。
これで現在の税収10兆円を倍の20兆円を見込んでいるのでしょうが、
消費税をアップしなくても税収をそれに近いだけ増やす方法があります。

それは木造住宅のシステムをアメリカやカナダの方式に合わせると言うことです。
材料や工法ではなく、考え方やシステムをまねるのです。
結果的に耐久性は2~3倍に伸び、
コストは半分となりますから、
現在木造住宅の建築数が年間50万戸として、その費用が2000万円としますと10兆円が総費用です。
これをアメリカ・カナダ式にすると。コストは半分ですから、年間50万個×1000万円で毎年の費用は5兆円。
さらに耐久性が2倍として、その費用を半分にすると2.5兆円と言うことになります。
つまり差引毎年7.5兆円ずつコストダウンができる。

消費税の増額のほとんどは、誰も犠牲にならずにまかなえると言うことになります。
(アメリカやカナダの住宅と日本の住宅が大きく異なるのはモジュールが統一されていること。そのために材料の規格が統一されていること。さらに住宅の検査が明確できっちりなされていることが大きな理由です。このため、アメリカやカナダでは、誰が建てても品質が確保されているため、コストの高い大手のハウスメーカーが存在できなくなっています)

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21. 幼稚園のよくばり構築物を作る

2013-02-08 16:46:01 | ウッドデッキ

弊社は、学校や公園の遊具も作っています。
もともと遊具メーカーさんの下請けで木製の屋外施設を作っていました。
その関係もあって、弊社の近くの学校や幼稚園さんから頼まれます。
今回の場合は、近くの幼稚園さんからの依頼でした。
園長先生曰く「何かを作って欲しい」

何であるかは、明確に説明できないが・・・・、
ともかく運動場の端にあるプレハブの倉庫の収納容積が不足しているので作り直したい。
隣地の工場との間を目隠しをしたいし、
くすのきがあるところを何か有効利用できないか。

と言うことで次の提案をしました
・倉庫を2階建てにして収容能力を大幅にアップ。
・くすのきの葉を目の前で見ることができる空中デッキにし、木影の安らぎのスペースを作る。
・空中デッキの横にシェルターをくっつけて隣地の工場の目隠しにする。
・空中デッキに滑り台とクライムボードをつけて園児のための遊具砦にする。
以上の内容で倉庫はカナダ風にレッドシダーで作り、
空中デッキはくすのきを真ん中に通して構造は金属、
デッキや手摺はハードウッドのウリン材で作り、
さらに、クライムボードは国産の杉を加圧注入防腐して、
それぞれの場所にあった材料を選択して製作しました。

恐らく遊具メーカーさんに頼まれるよりも半額以下でできたと思います。
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