木・うんちく

木材と人間の関わりを考えて思うままに・・・

98. 隣地との境界に目隠しフェンスをするとどちらも雰囲気が良くなります。

2015-10-27 10:02:00 | ウッドデッキ
  

隣地との間に目隠しのフェンスをすると、
お互いのプライバシーが守れて、落ち着いた雰囲気になります。
市販のアルミメーカーのものであれば、
いかにも隣家とは隔絶していますと言う雰囲気になりがちですが、
これを木で作ると、こちら側も隣地側も落ち着いた雰囲気の目隠しができます。

弊社はこれを施工共の場合とプロの業者様向け販売と、
一般の方向けのDIY用の3つのパターンで販売していますが、
そのどれともが人気があります。詳しくは目隠しフェンスのサイトをご覧ください。
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97. 大学で木材の話をしました。

2015-10-07 13:51:09 | ウッドデッキ
先週、某大学で地域ビジネスについて、お話しをさせて頂く機会がありました。(下手なリゾートホテルよりもおしゃれで綺麗なのに一番驚きました)。
経営学部の学生100人程を前に、木材とビジネスについてⅠ時間半の講義をしましたが、
若い学生に混じって仕事をリタイヤされた方も聴講生として講義を聞いておられました。
この中の一人が、講義の後で質問に来られて
「講義の中で、日本の木造住宅はアメリカやカナダに比べて遅れている。
ようやく強度面は追いついたが、
価格や耐久性については半分程度でしかないと説明されていたが、
私としては実感として信じられない。
日本の木造建築は諸外国に比較して進んでいると思っていたのだが・・・」と言われました。

それで私としてはこう説明しました。
「あなたが疑問に思われることは、統計データーを見れば分かる事実です。
別に私だけがもっている情報ではなく、
カナダ・アメリカの木造建築を知っておられる方であれば皆ご存知です。
ただ勘違いをされたら困るのですが、
大工さんの技量は圧倒的に日本の大工さんの方がすぐれています。
しかし、日本人はきちんと仕事をしていって良いものを作るのは得意ですが、
いい加減な仕事をしても良いものを作るシステムを構築するのは不得意です。
住宅は海外との競争がないので、一般の方が比較がしにくく
、ほとんどの日本人はそのことに気づいておられません。」と説明をしましたら納得されていました。
でも、何かこちらも日本の将来を考えると憂鬱になった回答でした。
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