木・うんちく

木材と人間の関わりを考えて思うままに・・・

245.ウリンデッキをDIYで作る(お客様提案型タイプ)

2021-01-23 17:33:00 | ウッドデッキ

これは弊社のキットデッキHardウリンをお客様のご依頼で別注仕様で製作したデッキです。
リビングルームの前に1mから1.2mの敷地があり、
その前は段差があって駐車場になっています。

手摺についはお客様から提案があり、
通常の横ストライプではなく、縦張りにしたい。
さらに目隠しを兼ねてこうして欲しい。
と言うお申し出で、接合方法を考えてこのような形にしました。

実際の敷地スペースと床下構造の関係はこんなです。

本来であれば敷地に合わせて斜めに作るところですが、
キットデッキの場合は長方形の組み合わせしかできませんので、
デッキの形状はこのようになりました。

このスペースにデッキを作ると誠に有効なスペースが出来上がりました。



お客様からお送り頂いた感想には「このような綺麗なウリン材は初めて見た。」
と書かれていましたが、確かにキットデッキはウリン材の曲がりを取るために削り込んだり、
圧力をかけてまっすぐにして集成したりしていますので、
これまでウリンを素材で購入された経験のあるお客様の場合、
同じウリンでもキットデッキHardウリンとはずいぶん違うと驚かれます。

実際、このデッキと同じ平面図を渡して、
プロの業者に注文されたとしても、
このDIYで作られた施工例以上に綺麗で強度のあるデッキはできないと思います。



























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244.ウリンでデッキを綺麗に作るには

2020-12-19 09:07:01 | ウッドデッキ

これは弊社がオーダーメイドで施工したウリンデッキです。
形としてはベーシックで単純に見えます。
しかし細かくみると別注のかたまりのところがあります。

例えば・・・

床板。日本で使われるウリン材はすべて現地で加工されています。
(そうしないと原木では輸出許可がおりませんので)
かくて現地の感覚で作られるのですが、靴の足跡があったり、傷だらけだったり、
日本人の感性的には合わないところがあります。
そのため弊社工場で再度、表面から0.5mm削って仕上げています。

その床板を止めているビス

これは、日本中探してもハードウッド用の良いステンレスビスがなかったので、
仕方なく、こちらで図面を起こしてビスの製造工場に製作をしてもらっています。
今でもこれよりも良いビスを見たことがありません。NMSビスと言う名称で販売しています
一度このビスを使うと他のビスを使えなくなります。

手摺柱。弊社の特許のハイテンションジョイントです。
強度があって見栄えがよく、金物が外から見えないすぐれものです。
プロの業者さんにも販売していますが、施工が簡単で綺麗に納まるので高い評価をもらっています。


階段。普通の階段ですが、実はこの幅のウリン材と言うのは日本に輸入されていません。
加工されたウリン材の最大幅は120mmしかなく、それでは階段の側板には狭すぎます。
しかし枕木用の材料であれば輸入されていますので、その中から良材を選別し、
乾燥させてから加工をして巾の広いものを製作しています。


それから目立たないところに使っている意外なオリジナル商品があります。
それは束石。これも市販されている束石を調べても良いものがありませんでしたので、
コンクリート業者に別注で製作してもらっています。


ついでに階段の側板の部分の束石・・・これも良いものがありません。しかしこれは使う数量が少ないので、
担当者が必要な都度製作しています。


単純な形状のデッキですが、実は別注のかたまり的な商品です。
詳しくは担当者ブログをご覧下さい。

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243.ウリンならできるシンプルデザイン

2020-11-28 09:44:11 | ウッドデッキ

ウリンで作った高床のデッキです。
リビングから地面までかなり段差がありますので、このままではリビングルームも有効に使えない。

デッキをつける前はこんな感じ

デッキをつけなければどんな家になったかは想像できると思います。

それでお客様が計画の時からご相談に来られました。
最初は人工木材で見積もりを取られていたのが、
強度がないので柱が林立してしまって使い勝手が悪い。
でもウリンなら強度があるので、構造もシンプルにできる。

このデッキ建物の前だけでなく横にも廻っています。

リビングの二つの掃き出し窓から出入りができます。
デッキの一番の目的は使い勝手です。

完成するとこんな感じ。

デザインがシンプルにできるのは、弊社特許のハイテンションジョイントの手摺を使っていることやオリジナル接合金物を使っていることもありますが、
やはり強度と耐久性のあるウリンを使ったことが大きいです。
詳しくは担当者ブログをご覧下さい。
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242.素人がDIYでウリンデッキを作るとどうなるか

2020-11-26 07:42:20 | ウッドデッキ


ウリンと言う木材は耐久性が無茶苦茶あります。
雨ざらしのデッキに使って、何のメンテナンスをしなくても30年以上の耐久性があります。
JISで規定されている腐朽促進試験に出すと、断トツの一位で人工木材よりも耐久性が上です。
でも欠点があります。
重くて硬い。
さらにまっすぐな木がない。
かくて、プロの業者もウリンでデッキを作るのは嫌がる。
でもキットデッキなら、そのウリンをど素人でも綺麗に作れるようにしてあります。
かくて、素人のお客様がウリンでデッキを作ろうと思い立ち。
・・・キットデッキを購入されたお客様のご自宅にデッキが届く・・・。

たいていのお客様はこの段階で不安になるそうです。
こんなもの自分で組み立てができるだろうか。
なんせこの写真の全部で600kg以上あります
おまけにそれぞれの部材も重い。
何とかあちこちから勇気をかき集めて製作にとりかかるのですが、・・・
・・・これが、意外と簡単に作れます。確かに下穴をあけたり、皿取の錐で皿もみをしたり、でもマニュアルどおりにしたら、
プロの業者でもここまで綺麗に作れないだろうと言うレベルが出来上がります。

これには本人だけでなく、それを見ていた隣人の方も驚かれるそうです。
詳しくはキットデッキHardウリンのお客様施工例をご覧下さい。

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241.40年前の屋外木製遊具

2020-11-21 09:56:51 | ウッドデッキ


この木製遊具は金剛山の山頂近くの広場に設置されている遊具です。
40年前に弊社が設置しました。
40年経過しても腐っていません。
当時はCCAと言う強力で安全な薬剤が使えたので、
管理されて加圧注入された木材の耐久性は非常に高いものでした。

昨日、他の屋外木製施設の補修の見積もり依頼が大阪府の外郭団体からあり、
実測と確認のために山頂に車で登りました。
通常は車では登れませんが、許可をもらった関係者や工事車両は登ることができます。
しかし写真に写っているような4輪駆動車が必要です。


登ったついでに、この遊具の状況を確認したのですが、
金剛山は、日本で1番か2番の登山客の多い山でさらに、
冬山登頂のために登山客はアイゼンをつけていますから、
遊具自体はかなり痛めつけられています。

しかし、腐っているところはなく補修する必要はありませんでした。

この遊具を作った40年前に弊社の屋外木製施設事業部がスタートしました。
思い出のある遊具です。

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