美意識を磨く 文田聖二の『アート思考』

twitterフォロワー50,000人。つぶやき140字では伝えきれないことをこのブログに残していきます。

仕事

2018年07月01日 21時33分59秒 | 日記
経営のプロは、相手の心を読み取り、駆け引きを戦略的にする必要があるという。
日本の職人は納得いく技を極めなければ、人様にお渡しできないと考える。

芸術を愛するフランス人の働くこと、トラバーユ【travail:仏】は 痛み、労苦、苦悩を意味する。
フランス人の社会人類学者クロード・レヴィ=ストロースは日本人の仕事に対する考え方、特に地方の民芸、職人の創造性のある仕事に興味を持ち
日本の仕事をtravailと訳せないと言った。

日本での”働き”は、
”痛みや苦悩”ではなく”生き様”という言葉を浮かべてしまう。

記憶力、計算力、語彙力、情報処理力などの能力が求められるが
可愛い、美しいと感じたり感動したりする
情動をつかさどる前頭葉が機能しなければ
家族や友達と幸せな日常を過ごすことはできない。
人にはアートとサイエンスの両方が必要。
美意識、文化を日常的に感じていると生活に張りがでる。

”絵画や小説など芸術の手法は「異なった日付のさまざまな出来事や小さな事件を現在という時間のなかに呼び出し混合する」”
by 社会人類学者クロード・レヴィ=ストロース

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。