美意識を磨く 文田聖二の『アート思考』

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遠近法

2016年10月23日 11時52分12秒 | 日記
遠近法は、現実感を与えることが目的。
紙や壁などの平面上に三次元の世界が実在しているように
人の目・脳に錯視・イリュージョンを起こす技法。
特に西洋では、その歴史的背景の影響で透視図法や明暗法、色彩学、解剖学の研究が進歩していった。

世の中の空間や立体を、紙や壁などの平面上にいかにもあるように
見せかけのイリュージョンを起こす技。
平面と立体は違う、別物といった思い込みを利用して、
いかに人の目をだまし驚かせるかといったマジシャンのような楽しさがある。

水平線や地平線を見渡せる何もない場所、サバンナなどの住民より
高層ビルが立ち並ぶ都会や森、山、川などの見える場所の住民の方が
透視図法(遠近法)を理解しやすいしが
見えていることへの思い込みで騙され易い。
人は本能ではなく日頃見ているもの、理解しているもので判断し行動している

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