美意識を磨く 文田聖二の『アート思考』

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問題(悩み)の原因(理性と感性の両立)

2017年10月09日 11時01分50秒 | 日記
問題(悩み)の原因(理性と感性の両立)


『現状維持といった考え方が、最も危険』
と語るソフトバンクの孫正義社長の想いは、企業経営だけではなく、家族(核組織)の将来にも関係している。今、残っている生き物にしても文化にしても現状維持ではなく、地球や社会の環境変動に適応して新しい生き方にチャレンジして進化し続けてきた。要は、「今を生きるための効率性」と「将来、生き続けるための創造性」の両輪がバランスよく回らないとぶれないで真っすぐに前進していけないということである。
この両輪は「現実と夢」のように一見、矛盾しているように感じてしまう。それが「悩み」となり、そのバランスが悪くなると「問題・摩擦」が起こる。明るい未来を拓くためには、その両方の強い想いが必要不可欠で、その歯車がしっかりと強く噛み合っていくことでブレイク・スルーが起こる。これはビジネスだけの話ではなく、人生の話でもある。
 現状維持のためだけに生きていると人生が空しくなる。夢をみている余裕はないと思い込んでしまう。夢をみるということは漠然とした理想ではなく、今の自分や家族に具体的な目的をもって投資するという現実的なことである。
人や社会が、現実的な効率性と具体的なビジョンから生まれる創造性を身につけて磨いていくために芸術(観察力・思考力・伝達力)教育が、実は最も有効なのである。

『数字にできないことに新しい価値がある。』
一般企業・社会人へ向けて美術指導をする講師業を生活の糧として創作を続けている。家族を守るための日常すべてを創作としている芸術家=実生活者、その想いは一つ「環境の変化と共に新しい価値を創造していくこと」。
日常に潜んでいるきらめき、アフォーダンスを敏感に捉えられる五感は芸術教育で磨くことができ、ブレイク・スルーを起こしていく力を身につけられる。

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