風と帆掛けサバニ

沖縄の海を帆掛けサバニと気心しれたる友たちと

トランサム

2007年03月26日 | 帆掛けサバニ

EAST CLUB

 

日曜もサバニいじりしてました

私は日曜も仕事があり

途中参加でしたが

みながんばってました

1枚目の画像、この厚い板なんだかわかります?

サバニのトランサム部分ですよ

腐食が激しかったので

新たに作り直しました

私ではなく仲間とそのお兄さんが

お兄さんは大工です

私は只、感心するばかりでなにも手伝ってませんが

見事にピッタリ収まってます

この正三角形の形が好きで

取り外された時は本当に

元に戻るのか不安でした

余計なお世話でした

ばっちり決まってますね

簡単そうに見えますが

私たちには無理です

1枚目の画像でも分かるように

舷側版に合わせるように厚い板の断面は

斜めに切られています

職人技ですね

そして、ほかの仲間達が今回必死で頑張っていたのがこれ

ちょうちょみたいなパーツです

フンドゥと言って板と板の繋ぎ目に入れるものですが

今回は時間の経過でひび割れた箇所に入れて補修しています

トリマーで5㎜~10㎜くらい掘って

そこへ接着剤を塗ってフンドゥを打ち込みました

接着剤が乾いたところで

飛び出して余っている部分をのこぎりでカット

前の画像で鼻をこすってる彼が以外にトリマーで掘るのが上手い

彼は普段はお土産屋さんへお菓子などを卸す仕事をしてます

素人がやったにしては綺麗に出来ました

今回は内側と外側でけっこうな数のフンドゥを入れました

こういった細かな補修や穴埋めが済まないと

前には進めません

古い船なんです

もの凄い古いサバニです

その古さを残しつつ

新しい物も入れ我がEAST CLUBの船に生まれ変わっていきます

仕事で遅れて参加の私は

日曜でメンバーが多かったせいもあって

一人のけ者状態というか

みな黙々と作業してて

入り込めず

一人“エーク”(櫂)作りをしてました

伝統的なエークとは違い

カヌーで使うパドルに近い形です

座間味島のレースでは使えませんが

他の大会での使用は問題なしなのでその時に使うつもりです

日曜はたくさん仲間が集まってワイワイガヤガヤ

楽しく作業ができます(^^)

伝統的な点でいえばこの櫂は邪道かも知れません

でも、なにか工夫して新しい事もしなければとも思います

帆掛けサバニ帆漕レースには大会ルールで色々と決まりがあります

このパドルは使えませんがいいんです

最近、木をいじる楽しみに目覚めてます

あの自作水槽台を作って以来 (^^)

そろそろもう一つ水槽台を作ろうかと思っていますが

サバニに時間取られてしばらくは我慢

レースは6月24日だ

 


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